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夜鴉迷走亭パーツ館 シーズン3PC、web
> ペールムーン! ペールムーン!
 思わずドリアンが出てきてしまいましたが。いや、それはホークムーン。

 ということで、ペールムーン Palemoon であります。なにかというと、firefoxから派生したオープンソースのブラウザー。いい名前だなあ、蒼ざめた月かあ。実際、アイコンはこーいうやつで。

palemoon.jpg

 11月にfirefoxが新バージョンQuantumに更新されたんだけど、ここで困ったことが。従来のアドオンの大半が使えなくなっちゃったのだ。

 とくに、UI系は全滅で、ClassicThemeRestorerも無効になったから、見た目が鬱陶しいだけでなく、とくにタブまわりの使い勝手が破滅的に悪い。

 それでも、いつかアドオン側が対応してくれるだろうと思い、しぶしぶ使いつづけたものの、90日が経過してver.が58.0になっても、当該アドオンの更新がまったくない。

 そもそも、Fxはアドオンがウリなわけで、それが使えないんじゃ存在価値がないじゃないか。だったら、ほかのマイナーなブラウザーはないかなと思って探してみたら、見つかったのがこのpalemoonだったというわけ。

 これって、要するにFx28以前のUIをそのままのこして、懐かしいnetscapeのGeckoから派生したレンダリング・エンジンを搭載。メモリまわりをシュリンクして軽量化したFxのフォーク(派生版)。つまり、Fxより由緒正しいネスケの末裔ということになるでしょうか。

 UIは以前のまともだった時代のFxそのままで、だから結果的にClassicThemeRestorerもいらないということで、これはいいんじゃないかと思ってためしに導入したところ……

palemn.jpg

 おおおお、すばらしい。デザインもUIも、ほぼFx28です。こりゃいいわ。

 起動もFx58.0やChromeの最新版よりかなり速いし、なによりよけいなものがないのがいい。

 というわけで、さっそく正式導入することに決定。以下はその手順を備忘ということで。

 まず、DLは以下の公式サイトから。

https://www.palemoon.org/

palemn001.jpg

 こーいうページで、ライトグリーンのDownloadをクリックして、32bitか64bitを選択するだけ。で、インストーラーをDLしたら、それをクリックしてインスコ開始。

 次の「Installer package」では「Quick install」を選び、あとは指示にしたがうだけでOK。

 インスコが終わったら、とりあえずpalemoonを起動すると、とーぜんながら表記が英語なので、まずこれを日本語にする。

 手順は……上の公式サイトの[Download]にある「Pale Moon language packs」か、または以下のローカライゼーションのポータルから、「ja.xpi」を探してDLする。

https://github.com/JustOff/pale-moon-localization

 すると、アドオン「Japanese Language Pack」のインストールをうながすので、「Install Now」をクリック。

 インスコが終わったら、次にFx系では必須の呪文、about:configを唱える。

 palemoonでも、アドレスバーに「about:config」と入力(コピペ可)してEnterを押すのはまったく同じ。以下の手順も同じ。

 これもFxと同じ脅迫が出るので、はいはいといいながらクリックすると、config開始。

「Search:」のテキストボックスに「general.useragent.locale」と入力(これもコピペ可)して、その下のボックスに「general.useragent.locale」が表示されたら、これをダブルクリック。

 すると、デフォルトでは「en-US」になっているんで、これを「ja」に書き替えて、[OK]ボタンを押せば、呪文終了。

 そのあと、palemoonを再起動すると……はい、表示が日本語になりました。

 ためしに、メニューバーの[ツール(T)]をクリックして、[言語パック]を見てみると、

palemn01.jpg

 こうなってます。このへんの挙動もFx28そのものなんで、ストレスなく操作できるでしょう。

 ちなみに、きょう時点の最新版は、

palemn02.jpg

 こうなってます。更新とver.情報もFxと同じで、メニューバーの[ヘルプ(H)]から。しかし、いいデザイン感覚だなあ。

 さて、UIは古き良き時代のFxそのものなんで、とくに文句はないものの、それでもアドオンがいくつか必要なのも事実。なので、次はアドオンの導入。これもFxと同じなんだけどね。

palemn03.jpg

 ひとつだけ違うのは、こうやってpalemoon独自のアドオン・サイトと、Mozillaのアドオン・サイトがリンクされている点。つまり、独自のものだけでなく、Fx用のアドオンも使用できるということ。

 ただし、Fx用で使えるのは、当然ながらFx28に対応したアドオンだけで、以後にリリースされたものはインスコできない。

palemn04.jpg

 当面、必要なものとして導入したのは、広告退治の「Adblock Latitude 4.0.1」と、Fx28時代から愛用していたページをひとつだけ表示しているときはタブをかくす「Hide Tab Bar with One Tab」のふたつ。

 上記画像で注目なのは、Adblockの横にある青丸と、下のオレンジの丸。

 これがそれぞれ、palemoonオリジナルとFx用アドオンの違いを示しているわけです。こういう使い方ができるとなると、「自由なアドオン」っていう当初の精神をうけついでいるのは、もはやFxじゃなくてpalemoonのほうだなと実感できたりして。

 実際、palemoonの開発元Moon Childは「いい時代のFxの精神をうけつぐ」ことを理念としてるそうで、これは応援したくなります。

 ということで、メインのブラウザーはpalemoonにして、サブがFxになり、これまでサブにしていた役たたずのchromeは削除ということになりました。ある意味、めでたしめでたし。

 しかし、2009年からあったんだって、palemoon。もっと早く乗り換えればよかったと後悔するきょうこのごろであります。やっぱり、つねにいろいろアンテナ張ってないとね。

【追記 乗り換えのコツ】
ところで、Fxからpalemoonに乗り換える場合、ブックマークやcockieの移植には、ひと工夫が必要になるので、その方法も。すごくかんたんなんだけど、知らないとそれなりに苦労すると思うので。

通常、導入時にほかのブラウザーの設定を移植する場合は、Fxと同じくメニューバーの[ブックマーク(B)]→「ブックマークの管理」から[インポートとバックアップ(I)]→[他のブラウザからデータをインポート(A)]と進んで、Fxを選択すればいいんだけど、palemoonの場合、ここでの選択肢が、なぜかIEとChromeしかないのね。

まあ、理由はかんたんで、Fxのバックアップ・インポートのシステムをそのままひきついでいるから。つまり、バックアップ・ファイル(拡張子.json)に対応しているっていうことで、これをそのまま使えます。

具体的には、まずFxを起動して上記[インポートとバックアップ(I)]→[バックアップ(B)]で「.json」のバックアップファイルを作成し、次にpalemoonの[インポートとバックアップ(I)]を開いて、[復元(R)]をクリック。いまつくったバックアップファイルを選択すれば、これでOK。

要するに、FxからFxへの復元と考えればいいわけです。はい。

2018.01.28(18:12)|PC、webコメント:(0)TOP↑
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Author:yogarashi
2011年11月より、シーズン3の営業をはじめました

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