パーツ館にようこそ
 ということで、スターダム。

 世Ⅳ虎の引退をきっかけに、すっかり見る回数が減ったスターダム。この1年で見たのは、シンデレラ・トーナメントだけじゃなかったかな。そのくらいつまんない団体になったというか。

 宝城カイリのダイビング・エルボードロップとか、岩谷麻優の受け身なんかは、たしかにギャラのとれるパフォーマンスだけど(あと、カイリのマイクパフォーマンスも(^^; )、3人娘で全冠制覇とかいってるのは、かーなり違うよなっていう感じで。

 なので、7.24大阪エディオンアリーナを見たのも、つい先週のことだったんですよ。SEAdLINNNGならさっさと見るくせに。

 ところが、ここで衝撃が。

 なんすか、この美闘陽子って。

 もちろん、1期生で、愛川ゆず季のタッグパートナーで、旗揚げから1年半で引退した……みたいな基本スペックはマスコミから知ってたけど、ひと言でいえば、「すごい選手が現れた!」って感じ。それも、スーパースター級。

 紫雷イオが加入する前のスターダムって、しょせん色モノでしょって感じで、ぜんぜん見なかったから、こんな逸材がいることは、もちろん知らなかったわけで。

 それでも、しょせんはキャリア1年半で、4年のブランクがあるし、しかも6月興行で再デビューして、この7.24は復帰2戦めか3戦めでしょ。

 それでここまで完璧な試合を見せるとは。

 にこにこ笑いながらサッカーボールキックを連発してるところなんかは、慄然としましたもん。

 また、相手が新人の安納サオリってこともあったのかもしれないけど、その力量を数分で見切り、最初は重いキックを連発したものの、その後はしっかり相手に攻めさせ、それをきっちりうけきり、最後はフィニッシュホールドまで流れるように進めて、試合後は安納にアドバイスまでしちゃうっていう徹底ぶり。

 もう、いつメインを張ってもおかしくないっていう雰囲気出しまくり。

 身長もあるし、ガタイもいいし、しっかりしたムーブを持ってるし、これならイオに勝っちゃうかも。えーと、30日だっけ、赤いベルトのタイトルマッチだよね。ここの結果は楽しみです。

 つか、この選手があと1年したらどうなるかと考えると、恐ろしいものがあります。ちょっと想像がつかない高みまで行っちゃってる可能性もあるというか。いってみれば、横綱クラスかも。

 などと妄想しつつ、メインのタイトルマッチが近づいて、「ああ、たしかイオがインター王座から陥落した試合だよな」などと思いながら選手登場を待つと、またしてもすごい衝撃が。

 なんすか、このトニー・ストームって。

 こっちは美闘と違って、完全にノーマークでした。もうね、出てきた瞬間、体型っていうか、シルエットが違うのね。

 ふつう、欧米系女子選手はアンコ型をのぞいて、どっちかっていうと足腰がスリムでしょ。たとえばチェルシーみたいな感じで。しっかりしてくるのは、もっと年齢がいってからだと思うんだよね。

 ところが、このトニー・ストームは20歳で、ほとんど里村明衣子というか、それ以上の、完成されたレスラー体型になってるんですよ。しかも、13歳デビューのキャリア7年っていうのに、もう里村なみの風格が漂っちゃってる。つまり、こっちはすでに横綱クラス。

 驚きはそれだけじゃなくて、ゴングがなったあとのほうがさらに衝撃的。

 えーと、見てる途中で、なぜかジョニー・パワーズを思いだしましたよ。登坂さんならぜったいに「すげーな」っていっちゃうような、徹底した無表情、徹底した足殺し、途中で見せたリバースの変型テキサスクローバーホールド(ここでジョニー・パワーズが出てきたんだけどね)。

 これが20歳の試合かっていう、圧倒的存在感。で、イオを相手に圧倒的勝利。いやいや驚きました。世の中、ひろいっす。

 そうそう、ジョニー・パワーズっていうのは、あれです。新日をつくった猪木の、最初のライバル。じつのところは新日が持ってたNWFヘビー級ベルトの創設者。

 無表情に、徹底して足を殺して、最後はなんだっけ? 4の字より恐ろしい8の字固めだ。そーいうフィニッシュホールドで勝つっていう、70年代前半を代表する外国人ヒールのひとり。どこが8の字になってるかは、よくわかんなかったけど。

 試合ぶりがそのジョニー・パワーズを連想させるっていうのは、それだけでとんでもない選手ってことですよ >トニー・ストーム。

 つか、ここでパワーズの名前が出てきちゃうのがジジイなんですが。でも、思いだしちゃったものはしょうがない。

 聞けば、この選手も10月からスターダム所属になったそうで。まあそうだよなー。いわゆるゼニのとれる選手だもん。

 美闘とトニー、このふたりの加入で、スターダムもまた活性化するんじゃないかと思います。つか、10.30の美闘vsイオ戦の結果しだいでは、勢力図が一変する可能性もあるよね。

 また、このふたりほど大物じゃないけど、14年7月かな、1試合だけ出場して猛烈なインパクトをあたえたものの、その試合で脚を痛めて契約解除になった伝説の新人・レメイ明日輝も復帰するらしい。

 あのレメイ明日輝ですよ。7.24でもちらっとうつってたし(クリスとじゃれるのが好きらしい。あ、そうか、同期なんだ)。8期としての再デビューなのかどうかは、いまのところ不明。

 というように、戦力が大幅アップしたスターダムは、気がつけば旧勢力になっちゃったイオの動向なんかもふくめて、けっこう興味深い団体にもどってきたようす。

 サンダーロックがアイスの興行に乗りこんで、ベストフレンズに喧嘩を売ったものの、どうやら自己都合で対戦が露と消えたっていうトホホな醜態を演じたときは、スターダムももう終わりかと思ったんだけどね。

2016.10.23(16:28)|スポーツ・プロレスコメント:(0)TOP↑
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