パーツ館にようこそ
 ということで、スーパーボウル50、終わりました。

 結果は24-10と、ややロースコアかつ一方的ながら、内容の濃い、いい試合だったんじゃないでしょうか。

 大方の予想を覆して、デンバーがエルウェイの連覇以来、17年ぶりにSBを制覇して、めでたしめでたし。ただ、大方の予想が間違ってたんで、順当な結果でしょう、これは。

 最初から見ていくと、50回の記念開催ってことで、まず歴代のMVPが次々に登場。テリー・ブラッドショーとか、ジョー・モンタナとか、レジェンドがぞくぞくと登場したのは圧巻でありました。マーカス・アレン、トロイ・エイクマン、もちろんジョン・エルウェイも。

 さらに、レジェンドだけじゃなくて現役のトム・ブレイディ、イーライ・マニング、アーロン・ロジャース、ラッセル・ウィルソンなんかの顔もあって、こっちも壮観でした。

 今回は時間があったのか、フィールドにはいる前後の両QBのようすをうつしだしてたんだけど、ペイトンが精神集中してるのに対し、ニュートンはスキップしながらはしゃぎまわってる。(^^;  ふだん、ご機嫌なときに出るあのスキップね。

 このスキップを見て、きょうはデンバーの勝ちだなと思っているうち、コイントスが終わってキックオフ。

 その最初のドライブで、デンバーはものすごいハイスピード・オフェンスを展開。あっという間にFGを決めて、まず3-0。これでニュートンの笑顔が凍りつき、以後、フィールドでは一度も笑顔が見られないままということに。

 この速攻って、明らかにデンバーの作戦で、ファースト・ドライブの全プレーコールを事前に準備してたっぽい。結果的に、試合を通じてカロライナにモメンタムが向くことは一度もなかったわけで、さすがのデンバー、完璧な作戦勝ちっていったところでしょう。

 とにかく、カロライナは3&outをくりかえし、ついには自陣深くでニュートンが#58ヴォン・ミラーにサックを食らってファンブル。エンドゾーンに転がったボールをデンバーがリカバーして、ファンブルリカバーTD。ここで1Qが終了して、10-0のロースコア街道まっしぐら。つまり、完全にデンバーのペース。

 2Qにはいって、カロライナはロングドライブをTDにつなげ、10-7に。でも、モメンタムは相いかわらずデンバーのまま。というか、ニュートンはデンバーのてのひらで踊ってる印象。

 しばらく3&outがつづいたあと、ふつうならフェアキャッチになるパントをデンバーのリターナー#11がキャッチして走りだしちゃった。ところが、このリターンが絶妙のタイミングで、なんと61YdのパントリターンはSBレコードだって。

 このロングゲインもFGにつなげて、これで13-7。

 ここまで見てわかるとおり、ペイトン・マニングの調子はぜんぜんよくないんだけど、NFL1位を誇るデンバーのディフェンスが、ニュートンを完封していて、得点差以上のワンサイドな展開。

 もちろん、カロライナのディフェンスも前半は(笑)めちゃめちゃ強いから、ここからハファンブルリカバー、インターセプトとターンオーバーの応酬になって、2Qはこのまま終了。このロースコアじゃ、カロライナに勝ち目はないよね。

 ハーフタイムショーは3年連続でつまんなかったんで、割愛。

 さて3Q。先攻のカロライナがロングドライブで相手陣まで押しこんだものの、40YdくらいのFGを失敗して、得点がはいらず。

 対するマニングは、効果的なランを織りまぜて前進。確実にFGに結びつけて、これで17-7。

 焦るニュートンはロングパスで追撃するものの、相手レッドゾーンにはいったところでインターセプトを喫して、またターンオーバー。ちなみに、このプレーはインターセプトした選手が相手のヒットでファンブルし、さらにそのボールをまたデンバーが拾ってターンオーバー成立っていう、けっこうめずらしいシチュエーションだった。

 このあとは必死で盛り返そうとするニュートンに、おもしろいようにサックが決まり、ぜんぶで7サック、3ファンブルロストという結果に。また、両チームあわせて12サックっていうのは、SBレコードとのこと。

 そして、4Q。ここまできても、両チームが3&outをくりかえし、なんと3Dコンバージョンの成功率がデンバー1/12、カロライナ3/14という、近年まれに見る数字に。

 こうなると、パンターの能力が試合を決める感じになって、MVPは史上初のパンターになるんじゃないかと思うほど。実際、パンターの能力差が勝敗をわけたような側面もあったし。

 4Qにはいると、さすがのデンバーのオフェンスラインも疲れてきたのか、マニングがたてつづけにサックされるようになって、ファンブルを連発。ついにターンオーバーから、カロライナがFGを得て、17-10と1ポゼッション差まで追いあげた。

 ところが、きょう当たりまくりのヴォン・ミラーがまたしてもサックからファンブルリカバーして、なんと1st Goalの位置でターンオーバー。いくら不調といっても、ここはマニングで、C.J.アンダーソンを使って2TdTDラン成功。さらに、2ポイント・コンバージョンを成功させ、24-10で勝負あり。

 ちなみに、C.J.アンダーソンは麻薬密売で服役していた母親が出所したばかりとのことで、その母親の前でいいところを見せようと、はりきっていたらしい。

 という感じで、うん、全体として見れば、やっぱりデンバーの作戦勝ち、それも完勝だったよね。対するカロライナは、余裕かましすぎで自滅したといってもいいでしょう。

 それにしても、ニュートンのものすごい不人気ぶりがおもしろかった。最初から、カロライナのオフェンスになると、クラウドノイズが聞こえてたんだけど、これが3Qあたりからものすごいことになってきて。反対にデンバーのオフェンスはマニングの「オマハ!」が聞きたいのか、クラウドノイズはほとんどなし。これも勝敗をわけた一因かも。

 なお、MVPはパンターではなく、記録上は2.5サックながら、実際はすべてのサックに関係していたヴォン・ミラーになった。まあ、典型的なディフェンス戦だったし、順当なところでしょう。

 そういえば、ミラーはニュートンと同期の11年ドラフト組で、ニュートンが1巡め1位、ミラーが2位だったそうな。これもなにかの因縁でしょう。きっと。

 さて、これでペイトン・マニングは最年長SB勝利QBになったわけで、これが最後の「オマハ!」になるのかな。明言は避けてたけど、ほぼ確実でしょうね。


2016.02.08(15:44)|スポーツ・プロレスコメント:(0)TOP↑
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