パーツ館にようこそ
 わが家では、大晦日の夜はとーこちゃんの出身地・十日町の風習にしたがって、「年とりの儀」というのをやる。

 もっとも、「儀」といっても、ただ刺身を食って、酒を飲んで、そのあと年越し蕎麦を食うっていうだけなんですけどね。

 その刺身の写真がうまく撮れたんで、ひとつ。

sasimi.jpg

 わが家では、まぐろは下魚として生食をほとんどしないので、必然的に白身魚・近海の赤身魚が中心になるのですね。

 まぐろを珍重するようになったのは、たかだかここ40年くらいで、欧米の脂っこい食い物に慣れた結果、食うようになったってだけの、いってみれば下品な刺身だと思っております。昔から。

 もう32年くらい前になるかな。神楽坂の名店といわれる寿司屋で、この持論を展開したところ、板前から「だったらまぐろはなにが好きなのか」と、聞かれ、「インドまぐろの赤身」と、答えたところ、鼻で笑われたのをいまでもおぼえてたりするわけで。

 いま、インドまぐろの赤身のいいところは、相当な値段でしょ。しょせん、寿司屋の板前風情のいうことなんて、その程度のものだと思うわけです。

 だから、わが家では、白身魚か近海魚。

 さいわい、とーこちゃんも辻嘉一さんの店で修行したので(お運びさんですけどね)、そのへんはちゃんと理解してて、だから毎年、こーいう刺身になるのでした。

 えーと、手前から、しまあじ、中段なかと右がかんぱち、左がいか、後段右が鯛、左がひらめ。

 例年はこれにウニがつくんだけど、今年はなぜか、どこにも売ってなくて、こーいうラインナップになりました。

 このあと、十日町のへぎそばと、天ぷら少々で年とり。

 例年のことですが、なかなか粋じゃないかと思っております。

 ちなみに、まぐろはぜんぜん食わないわけじゃないですよ。

 江戸で愛された真正のねぎま汁は、冬の風物詩として年に数回、食卓に出します。まぐろの正しい食い方は、これにつきるわけで。


2014.12.31(19:29)|日々の雑感コメント:(0)TOP↑
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