ついでに、もうひとつ。
4月に完成した、ダグラスF4D-1スカイレイであります。
タミヤ=イタレリの古いキットで、ストックしてあったなかでも2番めか3番めのオールドタイマー。50'sでもすごく好きな機体のひとつで、いつかつくろうと思って買ったのが、97年ごろだったかも。
ところが、いざつくりはじめると、さまざまな障害が立ちふさがるのが、オールドタイマーのいいところで。
でもね。たとえば、いわゆるパチピタじゃないとか、パテを多用しないとならないとかっていうのは、つくってる時点ではむしろ楽しい作業が保証されてるってことで、決してネガティヴな要素じゃないと思うわけです。
ここ1年でつくったなかで、いちばんパチピタだったのは、ハセガワの1/72 MV-22だったと思うんだけど、じゃあ、あれをつくってるとき、すごく楽しかったかっていうと、このスカイレイのほうが制作意欲は湧くわけでね。(´・ω・`)
それにしても、5カ月は長いよねー。たいして理由はないものの、胴体下面の塗装が気に入らないとか、デカールがさすがに古すぎて使いものにならず、新しいやつをとりよせたり、それでもだめでデカールを貼ったあと、塗料でレタッチする部分が多すぎたりとか、そーいう面倒があって、結果的に5カ月かかっちゃったということで。
ともあれ、このスカイレイって、出色にかっこいいよねー。デルタ翼のアメリカ的解釈の第一弾というか。
ただ、現代になって、「これがブレンデッドウィングボディの1号機」みたいにいってるのは、完全な間違いですが。この形状はデルタ翼の研究から生まれたもので、ブレンデッド・ウィングボディ・コンセプトという発想自体は、B-1からはじまってます。スカイレイじゃないのです。このころの軍事航空技術は、それこそ逐一『航空情報』で把握していたので、まちがいありません。
もちろん、スカイレイがまずあって、その成功から結果としてBWBCが生まれた、という可能性はあるわけですが。
さて、キットについては、95年くらいの設計なんで、かなりよく出来てると思います。とにかく、プロポーションがいい。
制作にあたっては、いつもどおりながら、コクピットまわりだけ手を入れれば充分な仕上がりになると思います。
射出シートまわりは、ここなんかを参考に、枠に穴を開けたり、
シートにいろんなディテールを追加したりして、可能なかぎり現物に近づけるのが吉かも。
胴体下面の12.7mm機銃も、お約束で開口~真鍮パイプで銃口を再現くらいはやりたいところ。
ただ、古いといえば古いキットなわけで、それなりの覚悟は必要で、だから気がつけば完成まで5カ月もかかっちゃったわけですが。
ちなみに、腹側。
キットの標準装備にしたのは、けっこうめずらしいかも。
中央パイロンのいわゆるナヴパックは、指定の白塗装より、グレイ系のほうがデフォだったらしいので、そのように。白とグレイが半々みたいな写真もあったけど、こっちのほうが見た目的にいいということで。
ズーニーの4連装ランチャーも、指定は白だったものの、実際はダークグリーンかオリーブドラブなので、今回は後者にしてあります。
しかし、腹側から見ると、ほんとにスカイレイって感じで。(´・ω・`)
いいネーミングセンスだと思う、きょうこのごろ。ヽ( ´-`)ノ
4月に完成した、ダグラスF4D-1スカイレイであります。

タミヤ=イタレリの古いキットで、ストックしてあったなかでも2番めか3番めのオールドタイマー。50'sでもすごく好きな機体のひとつで、いつかつくろうと思って買ったのが、97年ごろだったかも。

ところが、いざつくりはじめると、さまざまな障害が立ちふさがるのが、オールドタイマーのいいところで。
でもね。たとえば、いわゆるパチピタじゃないとか、パテを多用しないとならないとかっていうのは、つくってる時点ではむしろ楽しい作業が保証されてるってことで、決してネガティヴな要素じゃないと思うわけです。
ここ1年でつくったなかで、いちばんパチピタだったのは、ハセガワの1/72 MV-22だったと思うんだけど、じゃあ、あれをつくってるとき、すごく楽しかったかっていうと、このスカイレイのほうが制作意欲は湧くわけでね。(´・ω・`)

それにしても、5カ月は長いよねー。たいして理由はないものの、胴体下面の塗装が気に入らないとか、デカールがさすがに古すぎて使いものにならず、新しいやつをとりよせたり、それでもだめでデカールを貼ったあと、塗料でレタッチする部分が多すぎたりとか、そーいう面倒があって、結果的に5カ月かかっちゃったということで。

ともあれ、このスカイレイって、出色にかっこいいよねー。デルタ翼のアメリカ的解釈の第一弾というか。
ただ、現代になって、「これがブレンデッドウィングボディの1号機」みたいにいってるのは、完全な間違いですが。この形状はデルタ翼の研究から生まれたもので、ブレンデッド・ウィングボディ・コンセプトという発想自体は、B-1からはじまってます。スカイレイじゃないのです。このころの軍事航空技術は、それこそ逐一『航空情報』で把握していたので、まちがいありません。
もちろん、スカイレイがまずあって、その成功から結果としてBWBCが生まれた、という可能性はあるわけですが。

さて、キットについては、95年くらいの設計なんで、かなりよく出来てると思います。とにかく、プロポーションがいい。
制作にあたっては、いつもどおりながら、コクピットまわりだけ手を入れれば充分な仕上がりになると思います。

射出シートまわりは、ここなんかを参考に、枠に穴を開けたり、

シートにいろんなディテールを追加したりして、可能なかぎり現物に近づけるのが吉かも。
胴体下面の12.7mm機銃も、お約束で開口~真鍮パイプで銃口を再現くらいはやりたいところ。

ただ、古いといえば古いキットなわけで、それなりの覚悟は必要で、だから気がつけば完成まで5カ月もかかっちゃったわけですが。
ちなみに、腹側。

キットの標準装備にしたのは、けっこうめずらしいかも。
中央パイロンのいわゆるナヴパックは、指定の白塗装より、グレイ系のほうがデフォだったらしいので、そのように。白とグレイが半々みたいな写真もあったけど、こっちのほうが見た目的にいいということで。
ズーニーの4連装ランチャーも、指定は白だったものの、実際はダークグリーンかオリーブドラブなので、今回は後者にしてあります。
しかし、腹側から見ると、ほんとにスカイレイって感じで。(´・ω・`)
いいネーミングセンスだと思う、きょうこのごろ。ヽ( ´-`)ノ