パーツ館にようこそ
 きのうのつづき。

 さて、F-86FとF-86Dは実在機だけど、F-100Dはいってみれば架空機になる。

F-100D 11

 もっとも、ものの本によると、第1次FX疑惑が発覚して、候補機が白紙にもどされたさい、つなぎとしてF-100Dの日本仕様機、F-100Jを採用しようという動きもあったそうなので、あながち架空とはいえないんだけどね。

 このときはF-100が「戦闘爆撃機」だったもんで、日本に「爆撃機」はいらないっていう政治判断があったんだとか。

 だったら、のちのF-1みたいに、「領海に侵入した敵艦艇に対する攻撃を支援する戦闘機」ってくくりにしとけば、採用されてもおかしくないんじゃないか……という設定でつくってみたわけです。

 50年代後半、ソ連海軍の外洋進出傾向が顕著になり、日本にとっても脅威が増大した結果、急遽配備されることになったのが、初代支援戦闘機F-100Jである。

F-100D 12

 当時はまだ空対艦ミサイルが実用化されていなかった(ブルパップを使用したミサイル攻撃という構想自体は存在)ため、対艦攻撃には爆弾を使用するほかなかった。しかし、まだおおっぴらに爆装できる時代ではなかったので、F-100Jが配備された当初は、こうしてサイドワインダー4発を搭載し、迎撃機として運用することが多かった……とか。

 そーいう設定ですね。

 このサイドワインダーの連装ランチャーについては、写真がほとんど見つからなかったので、これを参考に自作してみました。

f-100d-3.jpg

 まあ、それっぽくなってればいいってことで。

 使用したのはタミヤ=イタレリのウォーバード・シリーズ。これが、ほかの2兄弟とは違って、かーなりへたれたキットでありました。

 たとえば、インテーク。開口部から1cmないところでふさがっているため、塗装でではどうやってもごまかせないのね。そこで、この壁をぜんぶくりぬいて、バスタブまでの内部全体を黒に塗って、なんとかごまかした。

 胴体と主翼の接合も、そのままでは1mm以上の段差ができちゃう。ここは飛行姿勢にしたのをいいことに、脚庫など内部をぜんぶ削りとって、パテで埋め、慎重に擦りあわせながら固定することになった。

F-100D 14

 キャノピーもまったく合わないので、両サイドをかなり削りこんだうえ、接着後にパテを盛って削り、成形してなんとか辻褄をあわせたけど……まあなんとかなったかなあ。

 いちばんきつかったのが、ドロップタンク。変形していてぜんぜん合わない。そこで、熱湯につけてひねったりしたあげく、プラスティックが白くなり……つまり、裂けるぎりぎりまで曲げて、瞬接で無理やりくっつけ、それでものこる段差や隙間にプラパテを塗って溶剤で溶かし、乾燥を待って削るという工程をくりかえして、やっとしっかり接着できた。接着っていうより、癒合って感じでしょうかね。

F-100D 13

 塗装は先代と先々代のセイバーと同様。アメリカ空軍では、機首上面をアンチグレア塗装にしてないけど、自衛隊ではこーいう塗装にしたらしい。

 スーパーセイバーといえば、チタン部分の微妙な色合い。本来はもっときたない感じらしいけど、今回はパネルごとに塗りわける程度で、あんまり汚さないようにしてみた。使用したのは、全体の下地を焼鉄色+青少々、ノズル部などは黒鉄色、パネルごとに黒鉄・赤鉄色+シルバーを適宜。

 デカールはおもにハセガワのF-104のストックを使い、ほかにキットのもの、古いT-33のものなどを適当に貼ってみた。

 マーキングは対ソ連海軍ということで、千歳に新編された第201飛行隊のものに。この世界では、第201飛行隊は初のF-100J運用部隊になるわけです。そのため、コーションも基本的に、201SQっぽくなっている。つもり。

sabers06.jpg

 ということで、2機の編隊飛行。(´・ω・`)

 いちおう、F-104J採用までのつなぎとして選定されたことになっているので、F-100Jは80機の調達で終了。その後、F-104Jは200機が調達された、ということに。

 なお、F-104Jは空中給油装置を装備していないが、F-100Jは洋上での作戦が中心になるとの想定で、はじめから受油ローブを装備していた。したがって、自衛隊機で空中給油装置を採用したのは、F-100Jが初になる。

 なんか、架空機の話になると、文章が長くなるような気が。やっぱりこっちのほうが、おもしろいんだよね。もっというと、あれこれ妄想するのが。

2014.03.09(16:34)|プラモコメント:(0)TOP↑
名前:
コメント:タイトル:
メールアドレス:
URL:
コメント:

パスワード:
管理人だけに表示:
管理者にだけ表示を許可
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
2011年11月より、シーズン3の営業をはじめました

2007年~2011年のシーズン2はこちら
2004年~2007年のシーズン1はこちら

プロフィールは準備ちう

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
Jリーグ
QRコード
QR