パーツ館にようこそ
 こないだ、仕事の道具を整理していたら、こんなものが出てきた。

mihonchou.jpg

 写研の書体見本帳だ! とっくに捨てたと思ってたのに。不思議。

 そうか。No.41というと、80年代後半だし、ここに書いてある電話番号は新宿だから、編プロにいた当時に使っていたものらしい。

 92年にフリーになったころは、たしかNo.43か44を使っていたと記憶している。丸文字の「イクール」や「ルリール」、「エツール」なんかが追加されたあとのやつね。

 自分でレイアウトまでひっくるめて仕事をうけていたのは、97年くらいまでかな。その後は出版の主流がDTPにうつったこともあって、レイアウトの道具はほとんど捨てちゃったんだった。プラモデルづくりに役だつ、コンプシートやテンプレート、トレペなんかをのぞいて。

 そのとき、たぶん予備用にととってあった、この古いほうの見本帳が、それにまぎれてのこったんでしょう、きっと。

 やー、なつかしいな。昔はこれが必須で、級数シートと歯送りシートといっしょに、つねに持ち歩いていたもの。逆にいうと、これと筆記具さえあれば、どこでも仕事ができたんだよねー。おもしろい時代でした。

 でも、だからといって、とっておいても使いみちがないからね。こういうのは思いきって捨てましょう。

 それにしても、写研って、いまはどうなってるんだろう? 公式サイトすらないようで、まったくわからない。関係ないっていっちゃ、それまでだけど、昔はさんざん世話になったわけで、なんとなく気になったりして。

 ちなみに、モリサワはネットでフォントを販売していて、ヒョービはフォント事業をモリサワに譲渡したとのこと。


2013.06.12(11:17)|日々の雑感コメント:(2)TOP↑
写研
はじめまして。

40代後半のデザイナーです。写研の見本帳、懐かしいですね。とっくに捨ててしまいましたが、なぜか級数メータ(と僕らは言っていたのですが・・)と歯送りメータは、まっ茶に日焼けして残っています。(全く無用なのですが若き日の思い出か、不思議と捨てられません)
駆け出しのころはよく袖ににひらがな一文字張り付けて帰って、かみさんに笑われたものです。
風の噂ですが、写研さんは職人気質ゆえフォント化の波に乗らず結果的に廃業されたのではなかったでしょうか。むしろモリサワより電算写植など、進んでいる会社のイメージでしたが。


あとがきで、お仕事をご勇退されたとのこと。大変お疲れ様でした。
From: moku3 * 2013.06.13 11:20 * URL * [Edit] *  top↑

写研はフォント・コンテンツの流出を嫌って、自社サイトをつくらなかったと聞いていました。それもひとつの定見だと思いますが、結果的に消滅したというのなら、とても残念です。ほんとに世話になりましたから。

ろーだんを辞めたのは、勇退というほどのことではありません。仕事的に「老い」を感じたので、これがタイミングだと思って、身をひいただけです。フリーでやってきた人間の、宿命みたいなものじゃないでしょうか。
From: よが * 2013.06.13 18:47 * URL * [Edit] *  top↑

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パーツ館より

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