パーツ館にようこそ
 巡礼2のつづき。

 17時ちょいすぎの上り電車に乗って、清水に移動する。そうです。靜岡では宿がとれなかったのです。

 行こうと思いたったのが、4月の20日ごろで、まず宿を探したところ、もう完全に満室状態だったんだよねー。のこり僅少というレベルじゃなくて、完売。

 それまで、ホビーショーっていうのは、SF大会をすこし大きくしたようなものっていう認識だったわけです。だけど、考えたら、大会はせいぜい2000人規模。自分が参加したなかで、いちばん大きいと思われるDAICON4でも、5000人だっけ? そのくらい。

 それに対して、ホビーショーは6万とか7万とかを動員するわけで、宿が瞬殺になるのも当然なんでしょう。

 一瞬、断念しようかとも考えたけど、行けるのはたぶん今年だけだろうし、近隣都市にも宿はあるはず。むしろ、海が近いほうが魚がうまいだろうと考えて、清水で探してみたわけです。すると、こっちものこり1室とかばっかりで、あわてて目についたビジネスホテルに予約を入れたしだい。

 さて、清水について、いったんチェックインしたあと、18時ごろから町に出て、飲み屋を探しはじめる。もちろん、ネットで事前に候補は調べてあるけど、ネットの情報があてにならないのは相いかわらずなので、まず自分の勘と嗅覚にたよってみようと思ったのですね。

 すると、こっちにもたくさんいるいる、タミヤの袋を持った、それらしい風体の人々が。

 そうそう、みなさんの風体はSF大会にけっこう近いかも。年齢の主流は50代かな。会場には老若男女まんべんなくいるんだけど、遠征してくる人は年齢・風体ともかなりタイプがかたよってるというか。

 大会よりやや常識的に見えるくらいというか。ヽ( ´-`)ノ

 やっぱり同じように、靜岡で宿をとりそこなって、清水にきたんだろうね……と、思いいたって、いやな予感が。

 その時点で、すでに候補の店を5軒ほど選んでいたので、そのうちいちばん近いところに飛びこんでみた。

 すると……やっぱり。今夜は予約でいっぱいだそうな。orz

 2軒め。そもそも、ひとりの客を相手にする感じじゃない。とくに店名は秘すが、体よく門前払いを食らう。

 3軒め。やっぱり予約でいっぱい。4軒め。ここはネットでチェックしてあった店だけど、なぜかやってない。

 5軒め。ここもネットでチェックした店。のぞくと、カウンターにひとりの客が何人か。そのうちひとりがちょうど勘定をすませて出ていくところで、そこでやっと席を確保できた。じつは、泊まったホテルからいちばん近い店で、名前は「福助」さんという。

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 写真は帰りがけに撮ったもので、20時20分くらい。

 席につくと、さっそく生ビールと地魚の3点盛り、名物の生しらすを注文。

 店は炉端となっているが、東京の炉端焼き屋のようなつくりというより、純粋に由緒正しい居酒屋という雰囲気。厨房がかなりひろくとってあって、動線が使いやすそう。なかは店主と板さんのふたり。ホール係はお姐さんがひとり。3人で40人近くはいりそうな店をきりまわしている。したがって、じつに手ぎわがいい。こういう店にハズレはないはず。

 さて、お通しで間をもたせつつ、待つことしばし。

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 まず、生しらす、きました。400円前後だったと思うけど、思いのほかたっぷりのボリューム。

 お味は……もちろん、うまいっすよ。駿河湾ぞいにくると、たいてい食べますから。

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 ひきつづき、3点盛り到着。あれま、4点はいってるではないの。かつお、あじ、コチと、生桜エビ。これはきっと、旅行者だと見て、桜エビをサービスしてくれたんだろうと、勝手に解釈。また、コチっていうのも、メニューを見ての勝手な推測。マス系の味だったんだけど、ほかに該当するような地魚がなかったので。

 せっかくのうまい刺身なので、ここで日本酒に切り替え。3年前、神戸で飲んだ「船中八策」があったので、それを。司牡丹の別銘柄で、超辛口がウリ。地魚系やかつおと相性がいい。

 ただ、2杯めのビールをたのんだ直後だったので、そっちに応じた肴も。なんと、清水ではカレー味のモツ煮込みが名物なんだという。

 注文すると、すぐに出てきたのが、これ。

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 ほう。軽くトーストしたバケットがついてる。これに載せて食べるんだな。でも、まずはひと口、お味見を。

 なるほど。東京のカレー蕎麦のつゆによく似た味で、粘度は蕎麦より強めかな。モツはシロで、やわらかめに煮込んであり、これは微妙なバランスで……うまい!

 ためしに、バケットに載せてみる。

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 こんな感じね。これれもまた、バランスがぴったり。正直、カレー味のもつなんて、しょせんはキワモノとおもっていたんですが、とんでもありませんでした。失礼しました。あっという間に完食しました。

 そのあと、船中八策をちびりちびりと飲みながら、刺身をほぼたいらげ、次はホッピーにチェンジ。これにあいそうな肴は……おお、ありました。これも清水や西伊豆でだけつくられている「イルカのたれ」の焼いたん。

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 こーいうものです。ビーフジャーキーをやわらかくしたような味と食感。これもやや量が多めですが、ホッピーにはぴったりでありましょう。

 ついでに、もう一品。どうしても気になったもんで。

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 馬ハツの刺身! 熊本や長野で食べられているのは知ってたけど、実際に食べるのははじめてだと思う。たぶん。

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 こんなふうにして、しょうがとわけぎを乗せて食べるらしい。にんにくが出てこないのが、いい店の証というか。

 そうそう、しょうゆは関東風でした。というか、味からしてたぶんキッコーマンと思われ。地方によっては、せっかく魚がうまいのに、しょうゆやつけだれがうまくないケースが多々あるわけで、その点では靜岡はまちがいなく東日本だと思います。はい。

 というわけで、中生2杯、船中八策1合、ホッピー2杯。私としては軽くひっかけた程度で、とても満足度の高い居酒屋さんでありました。どうやら、清水は飲み屋のレベルがかなり高いらしい。

(つづく)
2013.05.21(17:08)|日々の雑感コメント:(0)TOP↑
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Author:yogarashi
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