パーツ館にようこそ
 先日のエントリー「多摩弁」で、実例を集めたサイトを紹介したんだけど、これがかなりいいかげんで、読んでいるうちに腹がたってきたため(笑)、リンクを削除して思いついたものを追加しておいた。

 チョンガーとか、明らかに多摩弁じゃないものがすくなからず混入しているし、説明も間違ってるのが多かったんだよねー。

 なかでも、いちばんひどい間違いが、「多摩・多磨」の語源。「大国魂神社の魂からとったというのが定説」と、書いてあったけど、そーいう定説はないどころか、これは完全な嘘なのだ。

「タマ」という知名は、7世紀にはひろく使われていて、文献にものこっている。

 一方、大国魂神社が現在の名前になったのは、明治にはいってから。たしか、6年だったかな?

 それまでは、延喜式の時代から、武蔵国総社「六社宮」(一説では「六所宮」とも)っていう名前だったんだよ。さらに、地元での愛称は、いまでも古老は「六社明神」。神社のあるあたりから、現在の是政あたりにかけては、江戸時代までは「六所口」(ろくしょぐち、ろくしょくち、ろくしゃくち)と、呼ばれていて、多磨村にすら属していなかったのだった。

 六所口の地名は、半村良『産霊山秘録』にも登場するから、おぼえている人も多い……はずはないか。(^^;

 また、主神にしても、明治以前は大国魂じゃなく、ずっとオオナムチ。したがって、「主神だった説」も成立しない。

 ちなみに、いまではオオナムチ=大国主と大国魂はイコールと解釈されているけど、記紀を読めばべつものなのは明らかで、大国魂は「外国の神さま」のあつかいになっている。

 じゃあ、タマの語源はというと、じつはわかっていないというのが「定説」なのです。古すぎて。

 あたしゃ、もともと六社宮の氏子だったんで、大学のころ、上記みたいなことをいろいろ調べたのであった。ルーツはなんと、諏訪大社までさかのぼれましたよ。はい。
2011.12.02(09:59)|日々の雑感コメント:(0)TOP↑
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