けさ、新聞をとりにいって、もどってくる途中、エレベーターのなかで1面に載ってたこの写真を見て、思わず笑っちゃった。
防衛省が発表した「中国海軍潜水艦」だそうで。
なにがあったかっていうと、まず11日木曜日、尖閣近くの接続水域に中国のものと見られる潜水艦が進入したと、防衛省が発表したのがはじまり。で、翌12日、きのう、この潜水艦が浮上して、国旗を掲揚したんだそうだ。
このへんのくだりは毎日新聞のこちらあたりが簡明。
以上で、10日から12日にかけて、この海域でなにがあったかは、一目瞭然。
まず、この潜水艦、写真を見るかぎり、039級か039a級の前期型だと思うけど、どうやら出港時から、つねに位置を把握されてたね、日米両国に。
だから、日本の領海に近づいてきたところで、定繋港横須賀のおおなみが待ちかまえていて、搭載するSH-60Kも使って、アクティヴ・ソナーで盛大に出迎えたんでしょう。
実際、あのソナーの探知音は、艦殻内で反響して、乗員にはとんでもないプレッシャーになるそうだから。
おおなみとしては、いつだったか火器管制レーダーの照射をうけたときの意趣返しもあるし、ソナーによる探知は完全に合法的だから、こりゃやるよねー。
今回はP-3Cもソノブイを使ったかもしれないし、待ち伏せした以上、自衛隊の潜水艦がいた可能性も高いし、おおよどもいるしで、それがいっせいにアクティヴ・ソナーを使ったら、中国艦の乗員はたちまち発狂寸前になっちゃう。
で、実際にそうしたんでしょう。おそらくは、30時間くらい連続して。
だから、この039、なんとか公海に脱出して、あわてて浮上したうえ、なぜか国旗をあげたというしだい。
なぜ海軍旗じゃないのか、わからないけど、そもそもこの状況で潜水艦が浮上して、旗を掲揚するっていうシチュエーションはありえないから、用意してなかったのかもね。
じゃ、なぜ旗なのか。これ、完全な敗北を認める白旗がわりですよ。色は赤いけど。
「やいやい、こちとら中国だぞ。なめんじゃねーぞ」(意味=正体を見せるから、もういじめないでねお願い)っていう合図。
状況からすると、ほかの可能性はないから、各国海軍もこの一件を同じように評価するはず。これは相当な赤っ恥ですよ、中国海軍。潜水艦の全面降伏って、たぶん史上初でしょ。
それだけでなく、ショックもでかいよね。自国の最新鋭潜水艦でも、海自にはまるで歯がたたないって、証明されちゃったんだから。
ここ10年くらい、赤っ恥海軍っていうと、つねに韓国海軍の名前があがってたけど(横須賀に特攻をかけたけど火事を起こして逃げたやつとか、ポーツマスで人気者になったやつとか、就役から10年たっても搭載ヘリが確保できないヘリコプター揚陸艦とか、設計ミスで自分を撃っちゃう以下同とか、4隻買ったけど1隻も稼働できない潜水艦とか、枚挙にいとまなし)、これからは中国海軍の時代なのかもね。
ということを、朝のエレベーター内で一瞬にして妄想して、笑っちゃったわけです。
しかし、考えてみると、これでほっとしたのが、インド海軍かも。
きのう、トンデモなニュースがあったばかりだから。ニューズウィークの「インドの核ミサイル搭載原潜、ハッチの閉め忘れで沈没寸前に」という記事。(´・ω・`)
海洋国でもない連中が、ブルーウォーター・ネイビーをめざすから、こーいうことになるんだよねー。
一方、海自はもともとブルーウォーター・ネイビーとしての能力を持っていながら、グリーンウォーター・ネイビーとして活動してるから、その差が歴然となるのは当然なんですが。
【1.14追記】
防衛省発表では、こいつ、093級SSNだそうだ。ふうん。実戦配備についてたんだ。実験艦的性格が強いのかと思ってた。
同時に、すぐ見つかった理由も納得。ものすごくうるさいんだってね、これ。2世代前のヴィクターIII級より、さらにうるさいそうで。
【1.29追記】
2週間もたってから、こーいう記事が出ますた。(´・ω・`)
中央日報だから、信憑性はないものの、これが本音かな、ということで。
「中国の原子力潜水艦、激しい騒音で日本海上自衛隊に探知される」という内容。
まあ、そのとおりでね。恥ずかしさ全開っていうところが、この事件のトホホさを表しております。

防衛省が発表した「中国海軍潜水艦」だそうで。
なにがあったかっていうと、まず11日木曜日、尖閣近くの接続水域に中国のものと見られる潜水艦が進入したと、防衛省が発表したのがはじまり。で、翌12日、きのう、この潜水艦が浮上して、国旗を掲揚したんだそうだ。
このへんのくだりは毎日新聞のこちらあたりが簡明。
以上で、10日から12日にかけて、この海域でなにがあったかは、一目瞭然。
まず、この潜水艦、写真を見るかぎり、039級か039a級の前期型だと思うけど、どうやら出港時から、つねに位置を把握されてたね、日米両国に。
だから、日本の領海に近づいてきたところで、定繋港横須賀のおおなみが待ちかまえていて、搭載するSH-60Kも使って、アクティヴ・ソナーで盛大に出迎えたんでしょう。
実際、あのソナーの探知音は、艦殻内で反響して、乗員にはとんでもないプレッシャーになるそうだから。
おおなみとしては、いつだったか火器管制レーダーの照射をうけたときの意趣返しもあるし、ソナーによる探知は完全に合法的だから、こりゃやるよねー。
今回はP-3Cもソノブイを使ったかもしれないし、待ち伏せした以上、自衛隊の潜水艦がいた可能性も高いし、おおよどもいるしで、それがいっせいにアクティヴ・ソナーを使ったら、中国艦の乗員はたちまち発狂寸前になっちゃう。
で、実際にそうしたんでしょう。おそらくは、30時間くらい連続して。
だから、この039、なんとか公海に脱出して、あわてて浮上したうえ、なぜか国旗をあげたというしだい。
なぜ海軍旗じゃないのか、わからないけど、そもそもこの状況で潜水艦が浮上して、旗を掲揚するっていうシチュエーションはありえないから、用意してなかったのかもね。
じゃ、なぜ旗なのか。これ、完全な敗北を認める白旗がわりですよ。色は赤いけど。
「やいやい、こちとら中国だぞ。なめんじゃねーぞ」(意味=正体を見せるから、もういじめないでねお願い)っていう合図。
状況からすると、ほかの可能性はないから、各国海軍もこの一件を同じように評価するはず。これは相当な赤っ恥ですよ、中国海軍。潜水艦の全面降伏って、たぶん史上初でしょ。
それだけでなく、ショックもでかいよね。自国の最新鋭潜水艦でも、海自にはまるで歯がたたないって、証明されちゃったんだから。
ここ10年くらい、赤っ恥海軍っていうと、つねに韓国海軍の名前があがってたけど(横須賀に特攻をかけたけど火事を起こして逃げたやつとか、ポーツマスで人気者になったやつとか、就役から10年たっても搭載ヘリが確保できないヘリコプター揚陸艦とか、設計ミスで自分を撃っちゃう以下同とか、4隻買ったけど1隻も稼働できない潜水艦とか、枚挙にいとまなし)、これからは中国海軍の時代なのかもね。
ということを、朝のエレベーター内で一瞬にして妄想して、笑っちゃったわけです。
しかし、考えてみると、これでほっとしたのが、インド海軍かも。
きのう、トンデモなニュースがあったばかりだから。ニューズウィークの「インドの核ミサイル搭載原潜、ハッチの閉め忘れで沈没寸前に」という記事。(´・ω・`)
海洋国でもない連中が、ブルーウォーター・ネイビーをめざすから、こーいうことになるんだよねー。
一方、海自はもともとブルーウォーター・ネイビーとしての能力を持っていながら、グリーンウォーター・ネイビーとして活動してるから、その差が歴然となるのは当然なんですが。
【1.14追記】
防衛省発表では、こいつ、093級SSNだそうだ。ふうん。実戦配備についてたんだ。実験艦的性格が強いのかと思ってた。
同時に、すぐ見つかった理由も納得。ものすごくうるさいんだってね、これ。2世代前のヴィクターIII級より、さらにうるさいそうで。
【1.29追記】
2週間もたってから、こーいう記事が出ますた。(´・ω・`)
中央日報だから、信憑性はないものの、これが本音かな、ということで。
「中国の原子力潜水艦、激しい騒音で日本海上自衛隊に探知される」という内容。
まあ、そのとおりでね。恥ずかしさ全開っていうところが、この事件のトホホさを表しております。