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パーツ館にようこそ
 14時半すぎ、城址公園をはなれていったんホテルにチェックインしたあと、次に向かったのはガラス美術館というところ。

 船頭さんによると、富山は薬売り~薬を入れる壜づくり~ガラス工芸というような流れで、ガラスのアートに力を入れてるのだとか。いや、これはほかで聞いたのかな? 

 とにかく、だからりっぱなガラス美術館があるんだって。

 でも、ここでびっくりしたのは、むしろ美術館の建物そのもの。話題の隈研吾師が設計したそうで、半分は市民図書館になってるんだけど、この建物がひとつのアートとして完結してるんですよ。

 これまで、丹下健三をはじめとする著名な建築家の建物を見ても、感動することはなくて、むしろ知りあいの施工管理士さんから、建築家の無理難題をかたちにするのがいかに大変かって話を聞いたりして、いい印象は持ってなかったんですよ。

 ところが、ここはそーいうのとは別格。完全にアートなのね。だから、6階までぜんぶ吹きぬけなんで、構造的に上に行くほど暑くなるのもあまり気にならない感じで。ヽ( ´-`)ノ

 写真を撮り忘れたのが、つくづく残念であります。いや、とーこちゃんがさかんに撮ってたんで、あとでもらえるかも。

 もうひとつ、ここで驚いたことが。図書館のほうもいちおう見てみようって話になって、雑誌コーナーをのぞいてみると、一部の表紙に地元企業の名前が貼ってあるじゃありませんか。

 つまり、雑誌の定期購読代を「寄贈」する企業を募ってるんですね、富山市では。

 こーいう細かいところにビジネスチャンスを見いだして、それをビジネスにしちゃうのが、富山人の特徴らしい。

 たとえば、薬だって、参勤交代で江戸に行ってた2代め藩主が、城内で腹痛を起こしたどこかの藩主に持参していた反魂丹を飲ませたことにはじまったそうで。

 この腹痛藩主はあっという間に回復して、その話が江戸城じゅうにひろがったんで、2代めはこれをビジネスチャンスと見て、反魂丹を製造していた備前の薬師を富山に招聘して、それで反魂丹とともに「富山の薬」の名が全国にひろがったんだって。

 これを俗に「江戸城腹痛事件」というそうで。(´・ω・`)

 さっきのガラス壜からガラス工業を振興させて、いまでは富山市全体の街づくり自体がガラスを売りにしてるっていうのも同じでしょう。

 それも、ただ流れにまかせるんじゃなくて、藩(のちには県や市)がきちんと管理してるのがすごいところ。

 そうそう。いま富山では、ゲンゲを幻魚と書いて新しい名物にしようとしてるんだそうな。これもワンチャンスをものにしてやろうっていう富山人気質の一例かも。

 というようなことをしゃべりながら、ガラス美術館をあとにして、駅前に移動。

 そうそう。富山は市電やライトレールが発達してるんだけど、市中心部を移動するぶんには、むしろ徒歩のほうが便利でした。

(つづく)

【10.7追記】
とーこちゃんから写真がきました。うちんなかでなにやってるんだか。(^^;

tym08.jpg

こんな感じの不思議な空間。向こう側が図書館。

2016.10.06(11:55)|日々の雑感コメント:(2)TOP↑
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
2011年11月より、シーズン3の営業をはじめました

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