前回のつづき。最終回。
そういうわけで、また山にもどったOV-10だけど、今回は厳密には山の麓にいたというか、小物は箱にもどしたものの、本体はほぼできあがっているんで、目につくところに置いておいた。
これがいつかフィニッシュするための作戦で。ヽ( ´-`)ノ
山を見上げると、キャノピーが汚れたままのOV-10がいやでも目に飛びこんでくるんで、なんというか、不憫でしょうがない状態というか。そのうち成仏させないとなーっていうか。
で、F-89のあと、なにか手を動かしたいなーと思っているうちに、目につくこれをとうとう成仏させる気になったのですね。
今回に関しては、技術的困難とかはなくて、たんなるモチベーションの問題だから、それなりに気合いを入れて、今回こそかたづけちゃおうと、そういう感じで。
具体的な作業としては、アクリル系溶剤を慎重に使って、キャノピー全体をいったん完全に掃除するところから再開。
さいわい、キャノピーのクリアパーツに損傷はないので、周辺をふくめてきれいに塗料を落とし、あらためて塗装の手順を踏むだけで、前回の失敗はクリアできた。まあ、クリアってひと言でいえばかんたんですが、実際にはかーなり神経を使う作業だったんだけどね。
あとは、デカールを貼って、アクセサリーの小物を接着していくっていう、いつもの作業。
小物のなかでは、各脚庫が異様にぶあついので、エッジを薄く削る工程が必須。まあ、このあたりは海外メーカーの場合、当然のひと手間だと思いますが。
ということで、小物をフル装備したのが、これ!
腹側なんで、いまいちかもしれないけど、マイイメージによるOV-10満艦飾であります。
胴体下面に150ガロン増漕、胴体下面両翼にはりだした武器プラットフォームとしてのスポンソンには、ALU-10ロケット弾ポッドを驕って4基(^^)、 さらに、外翼にはMk.82の延長信管バージョンを各1発。
実際の運用マニュアルによると、ALU-10の4連発っていうのはポピュラーだったものの、外翼に爆弾を搭載することはなかったとされてるらしい。このハードポイントは、増漕とAIM-9サイドワインダー用だったとか。
でも、現場がそーいう規範を守るはずもなく。
実際、このハードポイントに爆弾をぶら下げてる写真もあるし。
そういえば、この延長信管ってやつ。どーいう人間が考えだしたのかね。(^^;
延長したぶんだけ、弾体が地上数十cmにある段階で起爆するため、硬目標に対しては威力が減じるものの、軟目標に対してはより広範囲に破壊力をおよぼすことができるっていうことで、つまりは対人殺傷用でしょう。
まあ、戦争の道具だからそういうのもアリだったんだろうけど。
閑話休題。
正面から見た図。うん。なかなかいい感じであります。
ちなみに、トールアンテナは機体の該当個所にピンバイスで穴を開けて、0.3mm真鍮線を黒く塗装して差しこんだもの。収納を考えて、接着していないので、いつでも着脱可能。
ワイヤーアンテナについては、胴体上面と水平尾翼下面の該当個所に同じく穴を開けて、前者はやや前傾、後者は後傾になるように調整しながら0.3mm真鍮線をがっちり接着し、固定後、表面から1~2mm程度をのこして切りとって、これをアンテナのアタリにしてみた。位置はそれぞれ、実機写真を参考に。
というわけで、ほぼ3年半かけて完成にこぎつけたOV-10。まあそこそこの出来になったんじゃないでしょうか。
おしまい。
そういうわけで、また山にもどったOV-10だけど、今回は厳密には山の麓にいたというか、小物は箱にもどしたものの、本体はほぼできあがっているんで、目につくところに置いておいた。
これがいつかフィニッシュするための作戦で。ヽ( ´-`)ノ
山を見上げると、キャノピーが汚れたままのOV-10がいやでも目に飛びこんでくるんで、なんというか、不憫でしょうがない状態というか。そのうち成仏させないとなーっていうか。
で、F-89のあと、なにか手を動かしたいなーと思っているうちに、目につくこれをとうとう成仏させる気になったのですね。

今回に関しては、技術的困難とかはなくて、たんなるモチベーションの問題だから、それなりに気合いを入れて、今回こそかたづけちゃおうと、そういう感じで。
具体的な作業としては、アクリル系溶剤を慎重に使って、キャノピー全体をいったん完全に掃除するところから再開。
さいわい、キャノピーのクリアパーツに損傷はないので、周辺をふくめてきれいに塗料を落とし、あらためて塗装の手順を踏むだけで、前回の失敗はクリアできた。まあ、クリアってひと言でいえばかんたんですが、実際にはかーなり神経を使う作業だったんだけどね。
あとは、デカールを貼って、アクセサリーの小物を接着していくっていう、いつもの作業。
小物のなかでは、各脚庫が異様にぶあついので、エッジを薄く削る工程が必須。まあ、このあたりは海外メーカーの場合、当然のひと手間だと思いますが。
ということで、小物をフル装備したのが、これ!

腹側なんで、いまいちかもしれないけど、マイイメージによるOV-10満艦飾であります。
胴体下面に150ガロン増漕、胴体下面両翼にはりだした武器プラットフォームとしてのスポンソンには、ALU-10ロケット弾ポッドを驕って4基(^^)、 さらに、外翼にはMk.82の延長信管バージョンを各1発。
実際の運用マニュアルによると、ALU-10の4連発っていうのはポピュラーだったものの、外翼に爆弾を搭載することはなかったとされてるらしい。このハードポイントは、増漕とAIM-9サイドワインダー用だったとか。
でも、現場がそーいう規範を守るはずもなく。
実際、このハードポイントに爆弾をぶら下げてる写真もあるし。
そういえば、この延長信管ってやつ。どーいう人間が考えだしたのかね。(^^;
延長したぶんだけ、弾体が地上数十cmにある段階で起爆するため、硬目標に対しては威力が減じるものの、軟目標に対してはより広範囲に破壊力をおよぼすことができるっていうことで、つまりは対人殺傷用でしょう。
まあ、戦争の道具だからそういうのもアリだったんだろうけど。
閑話休題。

正面から見た図。うん。なかなかいい感じであります。
ちなみに、トールアンテナは機体の該当個所にピンバイスで穴を開けて、0.3mm真鍮線を黒く塗装して差しこんだもの。収納を考えて、接着していないので、いつでも着脱可能。
ワイヤーアンテナについては、胴体上面と水平尾翼下面の該当個所に同じく穴を開けて、前者はやや前傾、後者は後傾になるように調整しながら0.3mm真鍮線をがっちり接着し、固定後、表面から1~2mm程度をのこして切りとって、これをアンテナのアタリにしてみた。位置はそれぞれ、実機写真を参考に。
というわけで、ほぼ3年半かけて完成にこぎつけたOV-10。まあそこそこの出来になったんじゃないでしょうか。
おしまい。