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先日のこれのつづき。制作ノートっていうより、愚痴ですが。(^^;
えーと、ドイツ・レベルの1/72キット。凹モールドで情報量も多いから、それほど古い製品じゃないと思うけど、国産品とくらべると、いろいろ不満なところというか、アラが目についちゃって。
まず、離型剤がべとべと。中共産よりひどいって、どういうことなんですかね。とても先進工業国製とは思えないけど、もしかしてmade in china?
つづいて、バリが多いのに辟易。しかもぶあつくて、どこまでがバリでどっからパーツ本体なのか、非常に判断しにくい。
それから、インスコがはげしくわかりにくくて(アイコン化してるのはいいんだけど、そのアイコンがどういう意味か、どこに書いてあるかが見つけにくい、とかね)、しかも書いてあるとおりに組むと間違いになる。またはそのとおりには物理的に組めない。
さらに、合いが悪くて切った貼ったはあたり前。隙間もめちゃめちゃ大きくて、盛大にパテを盛らないとならない。もっとも、これは好きな作業なので、あまり文句はいいませんが。ヽ( ´-`)ノ
たとえば、この翼端ポッド。上がパテを盛ったところ。下が処理を終えたもの。
隙間の最大幅は驚愕の1mm超ですよ。しかも、実機を見るとここにはつなぎめがないみたいなんだよねー。
もうひとつ、モールドが繊細なところと、ゆるゆるなところがすごく極端。たとえば……

上のコクピットのバスタブなんかは、キャノピーを閉じちゃえば確実に見えない部分までモールドやデカールがあるのに、下のファルコンはなんともだるいモールド。しかも、インスコの色指定は間違ってるし。(^^;
まあ、文句をいいつつも、いつもの作業をくりかえして、いわゆる士の字になったところ。この段階だと、どこにどのくらいパテ処理が必要だったかがわかると思います。機首部分はまだ合わせめ処理をしていないんで、段差がはっきり見えてますね。レドームのところも大きな隙間があるので、ここは処理したあと、スジボリを復活させないと。
あ、機首の合わせめ処理が終わった写真もあった。
ここはスジボリの復活が多数。デカール貼ったら、ほとんど見えなくなっちゃうんだけどね。
ちなみに、シートベルトはファインのナノアヴィエーションから、アメリカ空軍大戦機のやつを採用。この時代はこれでいいと思うんだけど、正確なことはわかりません。
さて、組みあがって、塗装をしながらコクピットをセットしてみると、またしても衝撃の事実が。
クリアパーツと台座部分は、どうすりあわせても1mm近い隙間ができてしまうのよ。(TnT)
なんか、こう、このキットのキャノピーは呪われてるなー。
まあ、キャノピーがくもった時点で、まともな完成形はあきらめてるんで、もういいや。
いちばんざっくりした方法で修正することに。
つまり、隙間に合ったプラ板をつっこんだわけです。さいわい、見えない部分なんで、これでいいのだ。
で、クリアパーツじゃない側に流しこみ接着剤で固定して、乾いたらデザインナイフできれいに削りこんでいって、おしまい。
修正後。つか、完成後。頭にきたので、あえて塗装はせず、白いプラ板がむきだしになった状態のままに。晒しものというか、ネガティヴな記憶というか。
さて、こんな感じで塗装も終わり、最後に細かいパーツをつける段になって、おかしなことに気がついた。
あれ、ピトー管は? パーツ、飛ばしちゃった?
いや、あらためてインスコを詳細にチェックしたけど、やっぱりない。orz
相当に細かいところまで再現してるくせに、ピトー管だけ省略かよ。だけど、ピトー管がなかったらひこーきは飛べないんだぞ。正確にいうと、離陸は可能だけど、着陸は無理。
でも、いいもんねー。ピトー管の自作なら慣れたもんさ。
はい。プラ板の破片と0.3mm真鍮線の組みあわせ。10分でできちゃうもんね。
ただ、位置決めはむずかしくて、いろいろ実機や作例の写真を見くらべて、なんとか正解にたどりついた感じ。これ、左右で位置が微妙に違うんですよ。
左はインテークリップから6mmくらいうしろ、デカールでいうと、FORCEのEの下の棒と同じ高さっていう感じ。右はそれよりさらに6~7mmうしろ、左よりやや高いところで、やや下向きについてる印象。
という感じで不完全ながらいちおう完成したけど……
もうドイツ・レベルはつくんねーぞ。数年前、ハセガワで販売してるBK117をつくったときは、合いもばっちりで瑕疵もなかったけど、あれはたしか同じドイツ・レベルでもポーランド工場製なんだよね。こんなに完成度が違うとは。日本のメーカーじゃありえないでしょう、きっと。
あ、二度とつくんないとかいって、まだいくつか積んだのがのこってるんだっけ。しくしく。
えーと、ドイツ・レベルの1/72キット。凹モールドで情報量も多いから、それほど古い製品じゃないと思うけど、国産品とくらべると、いろいろ不満なところというか、アラが目についちゃって。
まず、離型剤がべとべと。中共産よりひどいって、どういうことなんですかね。とても先進工業国製とは思えないけど、もしかしてmade in china?
つづいて、バリが多いのに辟易。しかもぶあつくて、どこまでがバリでどっからパーツ本体なのか、非常に判断しにくい。
それから、インスコがはげしくわかりにくくて(アイコン化してるのはいいんだけど、そのアイコンがどういう意味か、どこに書いてあるかが見つけにくい、とかね)、しかも書いてあるとおりに組むと間違いになる。またはそのとおりには物理的に組めない。
さらに、合いが悪くて切った貼ったはあたり前。隙間もめちゃめちゃ大きくて、盛大にパテを盛らないとならない。もっとも、これは好きな作業なので、あまり文句はいいませんが。ヽ( ´-`)ノ

たとえば、この翼端ポッド。上がパテを盛ったところ。下が処理を終えたもの。
隙間の最大幅は驚愕の1mm超ですよ。しかも、実機を見るとここにはつなぎめがないみたいなんだよねー。
もうひとつ、モールドが繊細なところと、ゆるゆるなところがすごく極端。たとえば……

上のコクピットのバスタブなんかは、キャノピーを閉じちゃえば確実に見えない部分までモールドやデカールがあるのに、下のファルコンはなんともだるいモールド。しかも、インスコの色指定は間違ってるし。(^^;

まあ、文句をいいつつも、いつもの作業をくりかえして、いわゆる士の字になったところ。この段階だと、どこにどのくらいパテ処理が必要だったかがわかると思います。機首部分はまだ合わせめ処理をしていないんで、段差がはっきり見えてますね。レドームのところも大きな隙間があるので、ここは処理したあと、スジボリを復活させないと。
あ、機首の合わせめ処理が終わった写真もあった。

ここはスジボリの復活が多数。デカール貼ったら、ほとんど見えなくなっちゃうんだけどね。
ちなみに、シートベルトはファインのナノアヴィエーションから、アメリカ空軍大戦機のやつを採用。この時代はこれでいいと思うんだけど、正確なことはわかりません。
さて、組みあがって、塗装をしながらコクピットをセットしてみると、またしても衝撃の事実が。
クリアパーツと台座部分は、どうすりあわせても1mm近い隙間ができてしまうのよ。(TnT)
なんか、こう、このキットのキャノピーは呪われてるなー。
まあ、キャノピーがくもった時点で、まともな完成形はあきらめてるんで、もういいや。
いちばんざっくりした方法で修正することに。

つまり、隙間に合ったプラ板をつっこんだわけです。さいわい、見えない部分なんで、これでいいのだ。
で、クリアパーツじゃない側に流しこみ接着剤で固定して、乾いたらデザインナイフできれいに削りこんでいって、おしまい。

修正後。つか、完成後。頭にきたので、あえて塗装はせず、白いプラ板がむきだしになった状態のままに。晒しものというか、ネガティヴな記憶というか。
さて、こんな感じで塗装も終わり、最後に細かいパーツをつける段になって、おかしなことに気がついた。
あれ、ピトー管は? パーツ、飛ばしちゃった?
いや、あらためてインスコを詳細にチェックしたけど、やっぱりない。orz
相当に細かいところまで再現してるくせに、ピトー管だけ省略かよ。だけど、ピトー管がなかったらひこーきは飛べないんだぞ。正確にいうと、離陸は可能だけど、着陸は無理。
でも、いいもんねー。ピトー管の自作なら慣れたもんさ。

はい。プラ板の破片と0.3mm真鍮線の組みあわせ。10分でできちゃうもんね。
ただ、位置決めはむずかしくて、いろいろ実機や作例の写真を見くらべて、なんとか正解にたどりついた感じ。これ、左右で位置が微妙に違うんですよ。
左はインテークリップから6mmくらいうしろ、デカールでいうと、FORCEのEの下の棒と同じ高さっていう感じ。右はそれよりさらに6~7mmうしろ、左よりやや高いところで、やや下向きについてる印象。
という感じで不完全ながらいちおう完成したけど……
もうドイツ・レベルはつくんねーぞ。数年前、ハセガワで販売してるBK117をつくったときは、合いもばっちりで瑕疵もなかったけど、あれはたしか同じドイツ・レベルでもポーランド工場製なんだよね。こんなに完成度が違うとは。日本のメーカーじゃありえないでしょう、きっと。
あ、二度とつくんないとかいって、まだいくつか積んだのがのこってるんだっけ。しくしく。
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