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パーツ館にようこそ
 A・E・ヴァン・ヴォクトの小説じゃなくて、現実のお話。

 ITMediaの「ホーキング博士ら、アルファケンタウリに約20年で到達する宇宙船「Nanocraft」構想を発表」という記事がそれ。てっきりガセかと思ったら、一般紙でもとりあげられてるから、本気なんでしょう。たぶん。

  要するに、10cm X 5cmくらいの構造物を複数、ソラーセーリングなんかの要領で(ただし、こっちはレーザーを使用)加速させて、アルファ・ケンタウリに送りこもうっていうことだそうで。

 それも、たった20年で!

 スティーブン・ホーキング、だいじょうぶかな。(^^;;;

 20年で4.3光年をこなすとなると、ざっくり4分の1光速っていう平均速度が必要になる。加速期間を考えると、最大速度は半光速になちゃうわけで、人類がそれだけの速度を実現できるとは、とても思えないんだけど。

 具体的には、4分の1光速でだいたい秒速7万5000km。実際には質量があるから、6万5000kmくらいが限界でしょう。半光速の毎秒毎秒15万kmは、これはもう夢というか、妄想の世界でしかない。

 さらに、今回の報道でいっさい触れられていないことがひとつ。

 減速はどうするのさ。ヽ( ´-`)ノ

 減速しないで通過するだけ? それで探査できるとでも思ってるのかな。仮に、通過するあいだになにかを観測するとして、星系内に滞在できるのはせいぜい数十時間。それだけの時間でなにができるのかっていう話です。

 そういや、ヴォクトの『目的地アルファ・ケンタウリ』では、亜光速で星系につっこんだせいで、惑星も恒星もつきぬけちゃう、なんていうオチじゃなかたけ。そうとう事態になったら、マジでしゃれにならないけど。

 まあ、それなりに成算はあるんでしょうが、なんか眉唾っぽい。はい。

2016.04.14(17:56)|航空・宇宙コメント:(4)TOP↑
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
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