きのう、トルコのF-16がロシアのSu-24を撃墜し、乗員2名は脱出後、1名が地上からの銃撃で死亡したわけですが、それを伝える日本のニュースが、なんともトホホな内容で。
在京キー局4社とNHKが、そろって「パイロット(操縦士)はパラシュートで脱出した」と、そう表現してるんですよ。とりあえず、NHKだけ貼っときましょうか。こちら。
もちろん、正解は「乗員2名は緊急脱出装置を使用して難を逃れた」みたいな感じで、正確を期すると「パイロット」っていうのも間違いなんだけど、こっちはまあ置くとして(「操縦士」ならまあ合ってるかも)、なんなんですかね。この「パラシュートで脱出」って。
けさ、新聞をチェックしてみたところ、「緊急脱出装置を使用して脱出した」(朝日)とか、「脱出後、パラシュートで降下中」(読売)みたいに、いちおう正確に書いてたんで、ひと安心しましたが。軍事に弱いAFPをはじめ、各通信社もセーフ。
朝日は「脱出」が重複してるんで、文章的にはアウトだけど、これはまたべつのお話。
ということで、ほぼ放送局だけ使ってることがわかったわけですが……この慣用句、いったいいつから使ってるんだよ。信じられないっす。
おそらく、戦前の複葉機時代の遺物か、007みたいな映画の影響か、またはスカイダイビングのイメージなのか、そのへんだと思いますが、いずれにしても大時代的すぎ。
まさか、『帰マン』の「脱出!」の影響とかじゃないよね、さすがに。(´・ω・`)
もしかすると、ミサイルが命中してから、悠長にバックパックを背負って、キャノピーを手で開けて、よっこらしょっとシートから身を乗りだして、おもむろにジャンプする。そーいうことを考えてるんでしょう、なかの人は。ヽ( ´-`)ノ
いや、そういう情景すら考えられなくて、だから昔ながらの慣用句に逃げてるのか。
なんつーか、イメージする力がなさすぎるんだよね >なかの人。
いまの時代、小型旅客機だってパラシュートなんか積んでないし、それは知ってるはずなのに。
在京キー局4社とNHKが、そろって「パイロット(操縦士)はパラシュートで脱出した」と、そう表現してるんですよ。とりあえず、NHKだけ貼っときましょうか。こちら。
もちろん、正解は「乗員2名は緊急脱出装置を使用して難を逃れた」みたいな感じで、正確を期すると「パイロット」っていうのも間違いなんだけど、こっちはまあ置くとして(「操縦士」ならまあ合ってるかも)、なんなんですかね。この「パラシュートで脱出」って。
けさ、新聞をチェックしてみたところ、「緊急脱出装置を使用して脱出した」(朝日)とか、「脱出後、パラシュートで降下中」(読売)みたいに、いちおう正確に書いてたんで、ひと安心しましたが。軍事に弱いAFPをはじめ、各通信社もセーフ。
朝日は「脱出」が重複してるんで、文章的にはアウトだけど、これはまたべつのお話。
ということで、ほぼ放送局だけ使ってることがわかったわけですが……この慣用句、いったいいつから使ってるんだよ。信じられないっす。
おそらく、戦前の複葉機時代の遺物か、007みたいな映画の影響か、またはスカイダイビングのイメージなのか、そのへんだと思いますが、いずれにしても大時代的すぎ。
まさか、『帰マン』の「脱出!」の影響とかじゃないよね、さすがに。(´・ω・`)
もしかすると、ミサイルが命中してから、悠長にバックパックを背負って、キャノピーを手で開けて、よっこらしょっとシートから身を乗りだして、おもむろにジャンプする。そーいうことを考えてるんでしょう、なかの人は。ヽ( ´-`)ノ
いや、そういう情景すら考えられなくて、だから昔ながらの慣用句に逃げてるのか。
なんつーか、イメージする力がなさすぎるんだよね >なかの人。
いまの時代、小型旅客機だってパラシュートなんか積んでないし、それは知ってるはずなのに。