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パーツ館にようこそ
「美央完走」のつづき。すごい。紫雷美央4連投だ。

 で、こないだ書いた、美央の引退ロードが女子プロレス界の活性化につながったんじゃないかっていう話。

 女子プロレス界では、今年にはいってから、いつになく大きな動きがあったと思うんですよ。マーベラス発動とか、そういうのとはまたべつの部分で。

 この動き、実際は去年の春ごろからはじまってたのかな。藤本つっかが「団体力」って言葉を使いだしてから。それに呼応するかたちで、中島安里紗が文字どおりJWPをしょって立つようになって、ふたりはベストフレンズ結成に向かい、その過程でそれまであんまり絡みのなかった選手同士の対戦が増えていったように思う。

 今年にはいって、その動きを加速させたのが、美央の引退宣言だったわけです。

 この半年で、たとえば美央vs安里紗戦とか、松本浩代vs安里紗とか、5年ぶりくらいの試合が次々と実現しちゃったでしょう?

 もちろん、7月の華名の無期限活動停止宣言(結局、WWEへの転出だった)があったりして、さらに混沌としたマッチメークが増えていったという事情もあるけどね。でも、美央のJWP参戦とかって、引退ロードがあったからこそ実現したはずだし。

 もうひとつ。その過程で、これまでイマイチだったキャリア5~10年の中堅どころが、次々に覚醒しはじめたっていう要素も大きいんじゃないかな。

 端的な例が、アイスリボンの希月あおいと、JWPの中森華子。覚醒した直接の理由は、やっぱりつっかの「団体力」発言が大きかったと思うけど、このふたりが美央と戦ったり、タッグを組んだりしたっていうのは、やっぱり引退ロードのおかげ。

 で、ここにあげた全員が、キャリア7~10年の、いってみれば同世代。しばらく前、松本浩代が美央WAVE最終興行のことをブログで書いてたけど、そのとおり、WAVEの大畠美咲もふくめて「なんだか、いきなりまた同世代が集まってきたなあ」感がとても強い。

 しかも、若手だったころと違って、全員がメーンイベンターになってるのがいいよね。希月と中森も追いついてきて。

 ということで、美央は退場したけれど、同世代が目をさましたおかげで、しばらくはこの盛りあがりがつづきそうな気がしております。

 そうか。いま気づいたけど、このメンバーの大半が、センダイガールズの「じゃじゃ馬トーナメント」に参戦したメンバーなんだ。第1回に出場して、いまも現役の選手をならべてみると……

DASH・チサコ(仙女)
仙台幸子( 〃 )
水波綾( 〃 )
ティラノサウルス奥田( 〃 現・奥田朱理)
紫雷美央(TEAM MAKEHEN)
紫雷イオ( 〃 )
中島安里紗(JWP)
松本浩代(エスオベーション)
大畠美咲( 〃 )
小林華子(伊藤薫プロレス教室 現・中森華子)
華名(フリー)

 こんな感じでありますか。所属は当時。

 これに、トーナメント開始時の2008年4月にはまだデビューしていなかった、藤本つかさ、志田光のアイスリボン勢(ともに同年8月デビュー)、それに朱里(REINA 同10月デビュー)をくわえると、現在の主役級がほぼ勢ぞろいするわけで。

 そうかー、いまから見ると、この2008年っていうのが大きなエポックになってるんだなー。書きだしてみるもんであります。

 そういえば、美央の引退の原因になった頸の古い骨折っていうのも、このじゃじゃ馬トーナメントのときやったそうだから、ここではじまった因縁が、引退ロードで完結したっていう感じなのかも。

2015.09.23(18:08)|スポーツ・プロレスコメント:(0)TOP↑
 サムライtvの『バトル☆メン月曜版』見ました。つか、最後のMIOと、その前日19日のアイスリボン道場マッチのもよう。

 ほんとにみごとな完走ぶりで。渋谷シュウとか、夏樹☆たいようもかな? 引退3日前くらいに負傷するっていうケースがこのところ多かったんだけど、あまりに過酷なスケジュールにもかかわらず、アクシデントもなく終わってなによりでした。

 実際、MIOで3試合、前日のアイスリボンで12人がけ、その前18日のOZではなんと1日5試合っていう具合で、9月の20日間だけでも25試合くらいこなしたんじゃないかな。よくこれだけ入れるよなっていうくらい、とんでもないスケジュールだったもんね。

 それから、イオ。やっぱりいい妹でした。「スターダム所属ではなく、親族として」っていうのは、いかにもいまさらっぽいけど、まあそのへんは「なかの人の事情」ということで。

 さて、いまはもう本名の大館さんだっけ? にもどった紫雷美央というレスラーは、『バトル☆メン』で三田佳代子さんもいってたとおり、頭のよさで勝負して、一流になった選手だったと思う。

 おそらく、本人もかなり以前から、同じタイプのTAJIRIを意識してたんじゃないかと思うけど(バズソーキック=エグ蹴り、タランチュラ=女郎蜘蛛、など)、インサイドワークっていうより、一瞬の閃き、頭のキレがTAJIRIっぽかった。

 なにより、レイアウト力っていうのかな、そういう「組み立て」部分にすぐれていたと思うんだよね。

 どんなものでも……出版もそうだし、調理とかイラストとかプラモデルとか、なんでもいいんだけど、そういう「つくる」作業では、レイアウトする能力っていうのが必要になるわけです。それは手順だったり、細かい工夫だったり、タイミングだったり、形態はいろいろあるものの、その総合的な組みたてる力。

 美央はそういう能力に長けていたと思う。たぶん、TAJIRIも。

 たしか、ご本人、特技がデザインだったか、イラストだったか、そういう分野だったよね。そこで使う頭の部分を、プロレスにもうまいこと応用していた……ここ1年くらいは、そういう印象を強くうけてました。

 また、毒舌女狐とかいいながら、アイスリボンの選手なんかにいわせると、とても後輩の面倒見がよくて、だからMIO5のサブタイトルは「さよならみんなのお姉ちゃん」だったそうだ。そのへんも大成した理由のひとつなんでしょう。きっと。

 そういえば、あの気の強いつくしが、最後までなついてたもんね。あれは象徴的だったのかも。

(つづく)

2015.09.23(13:23)|スポーツ・プロレスコメント:(0)TOP↑
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
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