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パーツ館にようこそ
 いちおう、プラモデルのつづき。具体的には、こちらのつづき。

 F-4ファントムIIのお話。

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 1950~60年代のひこーきが好きになった直接の理由は、小学校4年生(1967年)のとき、親父がストックしていた54~62年ごろの雑誌『航空情報』を見つけて、それを読みふけったからだった。

 親父は予科練帰りで、かーなりひこーきが好きだったんだろう。私がひこーきを見たいというと、すぐ横田基地とかに連れていってくれたもの。

 そーいえば、C-5Aギャラクシーが横田に初飛来したときは、わざわざ時間をあわせて到着するようにして、双眼鏡のあるドライブインの屋上から見たりしたもの。

 で、当時はベトナム戦争まっただなかで、横田や厚木には大量のF-4がいたんだよね。

 そのせいか、戦闘機っていうと、どうしてもF-4が象徴的機種になっちゃうわけです。

 たぶん、当時の自衛隊は主力がF-86Fで、そろそろF-104も配備がはじまってたころだと思うんだけど……

 近所の基地っていうと、まず思いつくのは横田で、自衛隊は立川に少々、府中の空自総司令部にいたっては、陸自のUH-1が何機かくらいしか配備されてなかったからね。だから、空自は「リアル」じゃなかったのですよ。

 ちなみに、東府中の空自総司令部を外から眺めていると、UH-1が離陸して、こっちを追い散らすように迫ってきた、なんていう経験も何度かありますが、それはまあ陽水の夏休みの記憶みたいなものなんで。(^^)

F-4EJK 02

 とにかく、小学生のころ、戦闘機=ひこーきっていうと、やっぱりF-4だったと思うんですよ。

 でも、どうなのかな。当時、日本の空を飛んでたのは、海軍のF-4Cが多かったのかも。空軍のF-4Eは、雑誌とかでは最新鋭・最強の戦闘機っていわれてたけどね。たぶん、よく目にしてたのは、F-4Cじゃないかと思います。

 これについては、とても印象的な記憶がひとつ。

 1970年ごろ……たぶん71年だと思うけど、ホンダがN360の後継として、「ホンダZ」っていうクルマを売りだしたんですよ。

 で、そのホンダZのポスターに、厚木のF-4CとならぶホンダZっていう超巨大・横長のやつがあってね。

F-4EJK 003

 これがF-4Cだとして、その手前にホンダZが停まってるポスター。幅2m以上、高さ60cmくらいだったかな。

 どういう経緯かは忘れたけど、このポスターを手に入れて、天井に貼ってた時期があって。

 もちろん、ホンダZには興味ないわけで、そのくらいF-4が好きだったっていうことでしょう。

 なんだかんだいって、史上最高の量産ジェット戦闘機だもんね。子供心に、充分にインプリンティングされて当然でしょう。

 今回、F-4をつくるのは、ぢつは35年ぶりくらいだったのです。そのせいか、つくってる途中でも、子供のころのあれやこれやをいっぱい思いだして、それもなんていうのかな、「自信」の一部になった部分があったりします。

 まあ、それはともかく、ファントムII、かっこいいよなー。(^^)

 こいつは、将来にそなえて、1/72をもう1個くらい、ストックしといてもいいかも。

 その前に、1/48をいつつくるか、そのへんも考えないとならないわけですが。それほど豊富に時間がのこってるわけじゃないからね。ちゃんちゃん。

2015.03.22(19:43)|人生を語るコメント:(0)TOP↑
 前回のつづき。

F-4EJK 05

 制作ノートといっても、今回は基本的に素組なので、大きなディテールアップなんかはやってないんだけど。ひたすら、ていねいに組み、塗装して、デカールを貼っていくだけで。

 とはいっても、やっぱり最小限の追加工作は必要で。まず、コクピットまわりでは、大分の紙創り(和巧)さんの「汎用現用機シートベルト」を使ってみた。まあ、コクピットを閉め……以下いつものとおり。写真を撮り忘れたのもいつもどおり。ほんとに学習できないんだから。(TnT)

 あと、機首のピトー管もいつもどおり、真鍮パイプ・線を組みあわせて自作してある。

F-4EJK 08

 えーと、急遽写真を撮ろうと思いたったんだけど、黒いバックになるものがなくて、しかたなくルーペの上に載っけたもんで、まわりがきたないですが。(^^;

 上がキットのパーツ、下が自作品。やっぱり、ここは金属製にしたほうがいいと思います。はい。

 21世紀のキットだから、かなり精密だし設計もいいんだけど、やっぱり何カ所かつくりにくいところがあるのが、ハセガワのいいところ。

 今回でいうと、機首のM4、エンジンノズル上のA1とA2、下面のA15とA16といったパーツは、組説の指示どおりにすると位置決めがかなりむずかしそうなので、真っ先にとりつけるほうがいいと思う。

 あと、No14「武器のとりつけ」でカットする指示になっているC7の突起などは、No8「主翼の組み立て」の最初の段階、パイロン用の穴開けといっしょに処理しておかないと、たぶんたいへんなことになるはず。

 逆に、水平尾翼はデカールを貼ったあとに接着しないと、コーションの位置がおかしくなる。

 ぢつは今回は先に接着しちゃったため、コーションが実機よりやや前になってしまったのですよ。しくしく。デカールを分割して貼ったり、いろいろやってみたんだけど、あとの祭りで。(TnT)

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 武装はいちばん標準的な、AIM-7FとAAM-3を4発ずつ。あと、ハイGタンク。当初は爆装または対艦攻撃用にしたかったんだけど、ぜんぜん資料がなくて。

 まあ、スパローはこのあと、ほとんど使う予定がないのに、在庫がいっぱいあったから、処分にもなるし、これでいいやということで。

 塗装は下面と主翼・水平尾翼の迷彩が308、上面が307、ハイGタンクが305の指定色。

 ただし、ただし、実際に使ったのはMr.カラーのC番号じゃなくて、H。(´・ω・`)

F-4EJK 005

 これ、何年前くらいかなあ、水性ホビーカラーの特色として限定発売されたもの。だいじにとってありまして、この色味を参考にしながら、ニュートラルグレー、銀、青なんかを調色してつくった3色を使用。

 いや、4色でした。主翼の迷彩部分に関しては、308だとくっきりしすぎるので、307にすこし白をくわえたものを塗りなおして、境界がぼんやりするように調整したんだった。水平尾翼に関しては、そのまま308でOK。

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 エンジンノズル周辺と水平尾翼の金属むきだし部は、黒鉄をメインにしつつ、銀や青をくわえてパネルごとに塗りわけてみた。実機写真を見ると、このへんのパターンは機体ごと、時期ごとにかなり違うようなので、あくまでそれらしく、くらいの精度で。やや、この写真を見ると、スパローのノズル部を開口してあったりするのがわかるぞ。てっきり見えなくなると思ってたのに。

 閑話休題。

 だいたい、F-4EJ改の場合(F-15Jもそうだけど)、個体と時期によって、色ムラがかなり違うんで、そのあたりもイメージ優先にするほかないみたいなんだよね。

 たとえば、こちらのサイトなんか見ると、緻密に再現するのは無理だと思っちゃうし。

 そのウェザリングに関しては、後日こんなんを読むことになりました。

F-4EJK 004

『MADEL Art』4月号の特集「色ムラや汚れの忠実再現にトライ 現用機の塗装とウェザリング」という記事。ちょうど作例がF-4EJ改(1/48)だったんだよねー。

 でも、とても参考にはなったものの、もうデカール貼りに進んでいたんで、今回は反映しないということで。1/48をつくるときは、参考にしたいと思います。はい。

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 コクピットまわりも、めずらしくきれいにできたと思っております。ただし、ここでは……

 1/72では1/48と違って、キャノピーの透明パーツが4ピースにわかれたやつしかなくて(1/48には1ピース化した、いわゆる閉状態のパーツもついてるんだけどね)、ここをきれいに、かつ齟齬なくしあげるには、それなりの技術と根気が必要になるはず。

 実際、ここだけで4日ぐらいかけて、デザインナイフで接合部をカリカリ削りつづけて、ようやく矛盾なく(見えるように)位置決めできたくらいで。でも、ウインドシールドのクリアブルーがきれいに塗れると、そのへんの苦労も報われるというか。そのへんがプラモデルのいいところだと思ったり。

 じゃないと、ハセガワのキットはつくれないっていいますか。(^^;

(いちおう、つづく


2015.03.22(18:42)|プラモコメント:(0)TOP↑
 1月中旬からつくりはじめたやつが、先週の日曜日、ようやく完成しましたよ。

 途中で2週間くらい、TBX-2に浮気していたから、トータル1カ月半くらいかかった計算。まあ、デカール貼りだけで8日間かかりましたから、あとは推して知るべし。

 で、つくったのはこれであります。

F-4EJK 001

 ハセガワ1/72のEシリーズ37。F-4EJ改ファントムII。現在のところ決定版のキットでしょう。

F-4EJK 002

 F-4EJ改は1/48も持っているけど、今回はあえて1/72。なぜ「あえて」かというと、せっかくの決定版キットなので、可能なかぎりていねいに、緻密につくろうと決めたから。

 考えてみると、ここ数年でつくったプラモデルは、大半が企画ものか、自己都合設定か、または年齢による能力減退を大目に見たようなものばっかりだったわけです。

 でも、このへんで、いまの自分にどのくらいのクオリティが実現できるか、ためしてみたいと、そう考えたのですね。

 なんてったって、ファントム改は現役機なんだし、F-4は自分にとって、いわばひこーきの原点だから、ここでチャレンジしておきたいということで。それで気に入ったものができなければ、いさぎよく精密路線は卒業するまでという決意で……やや大げさにいうと。

 結果、けっこういい感じにできあがりました。

F-4EJK 03

 ほっとしたー。よかったよかった。自分にも、まだこのくらいのクオリティを維持できるとわかったわけで。

F-4EJK 04

 もちろん、世の超絶モデラーさんたちにとっては、このくらいの完成度はあたり前だと思いますが、なんたってこっちはもう57歳半で、目は老眼プラス乱視。手は半分しびれて、震えもとまらない(笑)という状態ですから。ふつうなら、1/72はもう卒業してておかしくないというか。

 それが、なんとかこのレベルまで持ってくることができたんだから、これは自信につながりました。

 つまり、タイトルの「自信作」は、「自信を持って人様に見せられる作品」という意味じゃなくて、「自信をすこしとりもどせた作例」ってことです。

 うん。まだしばらくは1/72で行けるな。つか、次は1/144にかかったりしてるんですがね。(^^;

つづく

2015.03.22(16:18)|プラモコメント:(0)TOP↑
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
2011年11月より、シーズン3の営業をはじめました

2007年~2011年のシーズン2はこちら
2004年~2007年のシーズン1はこちら

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