ひさしぶりに駐機状態のひこーきをつくった。たしか、8月のMV-22B以来だから、6カ月ぶりくらい。
このところ、50年代の機体ばかりつくっていて、今回はチャンスボートF-8Eクルセーダーさん。
アカデミーの1/72。いま、手にはいるキットは、実質的にこれだけでしょう。前に買っといてよかったよかった。
アカデミーというと、前回さわったA-10Aがなまぬるいキットだったんで、期待しないでつくりはじめたんだけど、これがなかなかどうして、非常にシャープな製品でした。組説とかはしっちゃかだけどね。
F-8といえば、やっぱりこの2ポジション・ウィングなわけで、これを再現できるのがうれしい。
キャノピー枠にはデカールがついてたのに、それに気づかないでまた手塗りにしてしまった。それも、完全フリーハンド。だって、マスキングが面倒なんだもん。
その枠は実機だと(デカールでも)黄色になってるけど、黄色は食いつきが悪いからね。どうもピンとこないんで、思いきってエメラルド・グリーンにしてしまった。これがなかなかおしゃれ。
武装はさんざん思い悩んだあげく、爆装ということに。ラスト・ガンファイターにはサイドワインダーがよく似合うとわかってはいるものの、このキットにはズーニーの連装ランチャーなんていう、超レアなアイテムがついてたんですよ。で、Mk82爆弾の出来もいいし、デカールが海兵隊だしってんで、涙を飲んで戦闘爆撃任務にしたしだい。
いつか、このキットでもいいから、制空仕様もつくってみたい。つか、そろそろハセガワさんあたりで、決定版をつくってくれると、とてもありがたいんですが。
主翼を離着艦ポジションにした場合、前縁フラップと主翼とのつなぎめは、こーいう赤い塗装になるはずなので、それも再現してみた。ただ、このへん、記憶が曖昧で、正確かどうかは自信なし。
コクピット内部をふくめて、細部にはほとんど手をくわえてないと思う。ファインのシートベルトを追加したくらい。あと、機首のピトー管は、パーツをぶっとばしてしまったので、例によって真鍮線。また、ズーニー・ロケットの弾頭部などは、よけいなモールドを削ったりしている。
で、タイトルの「おとなの戦闘機」ですが、恥ずかしながら、あたしゃ30近くになるまで、F-8のすごさがわからなかったんだよね。やっぱり、前作カットラスのキワモノ感が強かったのか、F-4万能論を信じてたのか、いまとなってははっきりしませんが。
ところが、20代も後半になってきて、だんだんF-8こそ50~60年代を代表する艦隊防空戦闘機だと思うようになったのですよ。
だから、おとなの戦闘機。この機体の真価は、子供にはわかんないのさ。ヽ( ´-`)ノ
たとえば、このキットでは、機首に重りを入れる必要がないのですね。それだけ、もともとの機体のバランスがすぐれているってこと。これが、クレマンソーやフォッシュでも運用できるという、優れた安定性につながったんでしょう、きっと。
中高校生くらいじゃ、こーいうとこには目がとどかないわけで。
閑話休題。
キットはすごくいい出来で、手を入れる部分はほとんどなし。たぶん、パテはほとんど使わなかったんじゃないかな。ベントラル・フィンのところにやや隙間ができたので、それを埋めたくらいで。
ただし、パーツ割りの関係で、飛行姿勢に改造するのはかなりきつい感じ。また、内部構造をいろいろつくりこんでいるため、胴体左右の接着には細心の注意が必要。
デカールは第232戦闘飛行隊レッド・デビルズ(この作例)のほか、第333戦闘飛行隊ファイティング・シャムロックスも選択可。ただし、デカールを貼る位置の指定がかなりなんちゃってなんで、事前に調整しないと辻褄があわなくなるかも。
ちなみに、この機体、150329番機は作例になった67年11月ごろ、南ヴェトナムのダナン空軍基地に展開してたらしい。だから、やっぱり爆装でしかたないんだよね。
腹側。こっちはあんまり見るところなし。Mk.82爆弾は6ラックのBRU-41に4発ずつ搭載しているけど、これはA-10Aのところで説明したとおり、これが通常の運用法だったらしい。
このところ、50年代の機体ばかりつくっていて、今回はチャンスボートF-8Eクルセーダーさん。

アカデミーの1/72。いま、手にはいるキットは、実質的にこれだけでしょう。前に買っといてよかったよかった。
アカデミーというと、前回さわったA-10Aがなまぬるいキットだったんで、期待しないでつくりはじめたんだけど、これがなかなかどうして、非常にシャープな製品でした。組説とかはしっちゃかだけどね。

F-8といえば、やっぱりこの2ポジション・ウィングなわけで、これを再現できるのがうれしい。
キャノピー枠にはデカールがついてたのに、それに気づかないでまた手塗りにしてしまった。それも、完全フリーハンド。だって、マスキングが面倒なんだもん。
その枠は実機だと(デカールでも)黄色になってるけど、黄色は食いつきが悪いからね。どうもピンとこないんで、思いきってエメラルド・グリーンにしてしまった。これがなかなかおしゃれ。

武装はさんざん思い悩んだあげく、爆装ということに。ラスト・ガンファイターにはサイドワインダーがよく似合うとわかってはいるものの、このキットにはズーニーの連装ランチャーなんていう、超レアなアイテムがついてたんですよ。で、Mk82爆弾の出来もいいし、デカールが海兵隊だしってんで、涙を飲んで戦闘爆撃任務にしたしだい。
いつか、このキットでもいいから、制空仕様もつくってみたい。つか、そろそろハセガワさんあたりで、決定版をつくってくれると、とてもありがたいんですが。

主翼を離着艦ポジションにした場合、前縁フラップと主翼とのつなぎめは、こーいう赤い塗装になるはずなので、それも再現してみた。ただ、このへん、記憶が曖昧で、正確かどうかは自信なし。
コクピット内部をふくめて、細部にはほとんど手をくわえてないと思う。ファインのシートベルトを追加したくらい。あと、機首のピトー管は、パーツをぶっとばしてしまったので、例によって真鍮線。また、ズーニー・ロケットの弾頭部などは、よけいなモールドを削ったりしている。

で、タイトルの「おとなの戦闘機」ですが、恥ずかしながら、あたしゃ30近くになるまで、F-8のすごさがわからなかったんだよね。やっぱり、前作カットラスのキワモノ感が強かったのか、F-4万能論を信じてたのか、いまとなってははっきりしませんが。
ところが、20代も後半になってきて、だんだんF-8こそ50~60年代を代表する艦隊防空戦闘機だと思うようになったのですよ。
だから、おとなの戦闘機。この機体の真価は、子供にはわかんないのさ。ヽ( ´-`)ノ

たとえば、このキットでは、機首に重りを入れる必要がないのですね。それだけ、もともとの機体のバランスがすぐれているってこと。これが、クレマンソーやフォッシュでも運用できるという、優れた安定性につながったんでしょう、きっと。
中高校生くらいじゃ、こーいうとこには目がとどかないわけで。
閑話休題。
キットはすごくいい出来で、手を入れる部分はほとんどなし。たぶん、パテはほとんど使わなかったんじゃないかな。ベントラル・フィンのところにやや隙間ができたので、それを埋めたくらいで。
ただし、パーツ割りの関係で、飛行姿勢に改造するのはかなりきつい感じ。また、内部構造をいろいろつくりこんでいるため、胴体左右の接着には細心の注意が必要。
デカールは第232戦闘飛行隊レッド・デビルズ(この作例)のほか、第333戦闘飛行隊ファイティング・シャムロックスも選択可。ただし、デカールを貼る位置の指定がかなりなんちゃってなんで、事前に調整しないと辻褄があわなくなるかも。
ちなみに、この機体、150329番機は作例になった67年11月ごろ、南ヴェトナムのダナン空軍基地に展開してたらしい。だから、やっぱり爆装でしかたないんだよね。

腹側。こっちはあんまり見るところなし。Mk.82爆弾は6ラックのBRU-41に4発ずつ搭載しているけど、これはA-10Aのところで説明したとおり、これが通常の運用法だったらしい。