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パーツ館にようこそ
 巡礼8のつづき。

 競輪場を出て歩くこと5分ほど。信号をわたると、そこにタミヤ本社がそびえていた。

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 手前はべつの建物の駐輪場で、タミヤとは関係ありません。

 やがて、正門に到達。

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 ここは本社機能のほか、イベントなどもできる多目的施設「タミヤ・スペクトラム・ホール」というそうだ。社内見学もやるそうで、ホビーショー期間中は特別開放しているとのこと。あれま、ぜんぜん知らなかった。

 これって、競輪場がハズレで、かえってラッキーだった?

 うん。ぜったいにラッキーだった。

 敷地にはいると、社有か社員所有、あるいは展示用に提供されたバイクや軍用車などがならんでいる。うわあ、これこそタミヤ。というか、これこそ聖地巡礼。(*´Д`)ハァハァ

 車輛でとくに目だったのが、これ!

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 プラモデル好きなら一般教養といってもいい、いわばマストアイテム、キューベルワーゲンであります!

 WWIIを通じて活躍した、ドイツ軍の軽装甲輸送車。つまり、ジープと同類の車輛。製造はフォルクスワーゲン、設計はポルシェ。

 話をうかがうと、WWII当時の実車ではなく、90年代ごろつくられた、レプリカとのこと。また、持ち主の人はこれで通勤しているのだそうな。さすがは聖地。

 でも、真に驚いたのは、右側フェンダー、ライトのわきにあるエンブレムであった。

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 見えますかね?

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 きゃー! 大洗女子学園の校章でありますですよ!!

 タミヤさんはこれまで、ガルパンに直結するような製品は出していないわけです。なので、ここで大洗女子の校章を見ることになるとは思ってもみなかったわけで、いきなりカウンターパンチを食らったような感じ。目がくらくら。と、いいつつ、しっかり撮影はしといたわけですが。

 これはほんとにサプライズでしたよ。マジでびっくり。

 以下は、タミヤさんの見学コースの説明も参照すると、よりわかりやすいかも。

 屋内にはいると、商談スペースで子供向けのイベントなどがあって、かなりにぎやか。

 ここも老若男女でごったがえしている。ホールには、説明用の射出成形機があって、実際にできたてほやほやの生温かいランナーを手にできるとあって、長蛇の列ができていた。50代、60代とおぼしきご同輩も、列にならんでいるのがすごい。

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 そのホールの一画、実車展示には、レーシングカーが3台、陳列してあった。もちろん、ほんもの。

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 それから、ポルシェ911も。これも社有車らしい。あ、向こう側に列が写ってますね。

 ホールをざっと見物したあとは、歴史館に。

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 歴史館手前の廊下には、ボックスアートに関する説明が。これは上田毅八郎画伯の紹介と、代表作の「ドイツ戦艦ビスマルク」。

 さて、歴史館にはいって、まず見つけたのが、これ! ガラスごしなんで、いまいち不鮮明ですが。

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 ろんめるせんしゃあ~!(どらちゃん風に)

 ロンメル戦車については、こないだここで書いたんで、もしかしてあるかなと思って探してみたところ、AFVの初期のところに、ちゃんと展示されてました。

 その実体はヤークトパンターなんだけど、当時なぜかタミヤさんは、これをロンメル戦車と名づけ、このネーミングのせいでキット自体が大ヒットしたのであった。

 そしていま、このキットがガルパンでまた日の目を見ているわけで、因果はめぐる糸車。ヽ( ´-`)ノ

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 つづいて、目にとびこんできたのが、これ。いわゆるひとつの、ミニジェット・シリーズですね。

 発売当時は1個100円と、子供でも手が出る値段だったため、さんざんつくり倒した傑作シリーズ。

 当時……1960年代の代表的なジェット軍用機をほぼ網羅していたっていうのがすごいよね。正直いって、当時の機体のディテールは、すべてこのシリーズでおぼえたようなもので。

 いまでもときどき、再販されているみたいなので、次に再販がかかったときは、全種類買ってみたりして。とにかく、マイ・プラモデル・ヒストリーで、もっとも愛着のあるシリーズであります。

 ちなみに、ひこーきプラモはその後、近所にレヴェルのキットを大量に積んである模型屋さんを見つけたため、そっち方面、とくに1/72にシフトしていくわけですが。F-89とか、モスキートとかに。

 でも、それはまたべつの物語。

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 アポロ・シリーズもつくったなー。司令船コロンビアも、着陸船イーグルも。こーいう名前を、いまでもおぼえているのが、当時の感動のしるしというか。

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 おお、こういうのもあったっけ。これ自体は「ウルトラマン」38話「宇宙船救助命令」、いわゆる「サイゴとキーラ」の回ですね。そこに出てきた車輛のパクリから想をとったオリジナルなわけですが。たぶん。

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 おおお、「ジョー90」シリーズはタミヤだったのか。どおりで、つくりがシャープで、難易度が高かったはずだ。

 ほかに艦船や、もちろんAFV、とりわけクルマのキットも多数展示されていましたが、そのへんは専門外なのでスルーし、最後にショールームに向かった。

(次回最終回)




2013.05.23(19:07)|日々の雑感コメント:(0)TOP↑
 巡礼7のつづき。

 これでひととおり見てまわったかと思い、時計を見ると、なんともう11時45分。たっぷり3時間、見学していたことになる。この集中力をほかで使えればいいのに。ヽ( ´-`)ノ

 ともあれ、ここでいったんツインメッセをはなれて、昼飯を食いにいくことに。この近くには、もうひとつ、聖地があるわけで。

 直線距離は600mくらい、実際は1kmちょっとかな。10分くらい歩いて、到着したのはここ。

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 はい。靜岡競輪場。ヽ( ´-`)ノ

 いまはともかく、昔は賞金基準でつねに上位に君臨していた場だから、まあ聖地でいいっしょ。

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 ここが正面入口。それほどひろくはない。大宮と同じくらいか。

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 はいってすぐの広場から、メインスタンド方面。なるほどー、ずいぶん巨大なスタンドだ。さすがは聖地。

 さっそく、もよりの階段をあがって、スタンドに。

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 4Cから大型ヴィジョン方向を見る。無料のオープン席は、この一帯だけらしい。ちなみに、この日はFII戦の2日め。あと、全プロ記念の併売。岸和田は雨走路だった。

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 同じ位置から、2C方向。場内はさすがにきれいで、FIIにもかかわらず、客がたくさんはいってる。しかも、老若男女を問わず。さすがは聖地。

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 と、思っているいると、バックスタンドのわきに見える、このあたりじゃひときわ高いビルに、タミヤのマークが。すると、あれが有名なタミヤ本社か。

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 4Cから外を見ると、こっちにもタミヤマークが。どうやら、こっちは工場らしい。さすがは大タミヤ。

 さて、この日はガールズ・ケイリンもやっていて、その脚見せがはじまった。

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 いいなー、大型ヴィジョンがあって。(TnT)

 そういえば、ガールズを生で見るのは、これがはじめてだ。というか、もともと興味がないんで、中継でも1度しか見たことがなかったりして。だって、車券の対象になんないでしょう。こっちは本命党じゃないんだから。

 とはいえ、生で見れば、印象が変わるかも。ということで、その発走まで、場内を見てまわることに。

 まず、うまいと評判だったラーメン屋に行くと……

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 すでに廃虚になっていた。orz

 あれ? そうか、さすがの靜岡も、ひたひたと迫ってくる衰退の波にはさからえないのか。しかし、ほかの店のラーメンは、どこも評判が悪かった。どーしよー。

 とりあえず、メインスタンドに。すると、おお! 目をみはりました。

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 さすがに屋内なので、堂々と写真を撮るわけにはいかず、こんなアングルになっちゃいましたが、右側のレール状のものは、エスカレーターの手すりであります。

 そうなんだよね。この場には、エスカレーターがあるのだ!

 やー、びっくりしました。これまでに10場以上、行ったことがあると思うけど、エスカレーターを見たのは、たぶんはじめてだ。すごい設備だな。さすがは聖地。

 さらにうろうろして、売店を発見。ここで名物のおでんを食べてみる。

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 上から、黒はんぺん、フワ、スジ。どれも1本100円。これにかぎらず、売店ではひとつ100円というものが多い。ただ、それなりの味といっちゃえばそれまでで。

 これを買うとき、愕然とする事実が判明した。この場、酒類を売っていないのだ。

 信じられん。今世紀にはいって、全場で解禁になったと思ってたぞ。

 信じられないので、前世紀に使っていたスラングを思いだし、店の人間に聞いてみた。

「あれ、アワは?」

 大宮だったら、前世紀でも、こういえばこっそり泡だつものが出てきたものだが。この場では、やっぱりいっさい販売してないそうだ。うー、なんだこの聖地は。ホビーショーだって売ってたのに。

 これで印象がかなり悪くなる。最初から、なんか雰囲気が違うなと思ってたんだよね。ぜんぜん鉄火場っぽくないというか。

 まあいいですが。

 それで、おでんの味はというと……

 黒はんぺんは靜岡名物だけど、これは焼いて食うほうがいいかも。フワはふつう。関東各場のホルモン串にくらべると、かなり劣る(あくまで個人の感想です)。スジは、事前情報によると関東風のスジだったのに、どの売店もこの関西風になっていた。とくにうまくもなく。

 どうやら、食い物に関しては、はずれっぽい。

 時間がきたので、ふたたびスタンドに。

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 ジャンで誘導が退避したところ。じつは、ここにくるまで、ホイールがユニホームと同じ色になってることも知らなかった。これはこれで、鮮やかでいいっす。レースも思ったより迫力があった。

 とはいえ、やっぱり車券はかたい。これじゃ手が出せませんって。

 次のレースには、興味がなくても知ってるナンバーワン選手、加瀬加奈子が登場する。それまでに、飯を食っておこうと思い、さっきの売店からさらに南方向に進んでみた。やがて、食堂が4軒ならんでいるのを発見。

 ただ、ラーメンはどこもアウトっぽいし、時間もないので、あきらめて適当な店にはいり、かきあげそばともつカレー串を1本注文。ゆうべ食ったもつカレーが、妙にうまかったので。

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 でも、出てきたのは、福助さんのとは似ても似つかないしろもので。うーん。

 しかも、このあと、そばがまったく出てこない。聞いてると、直前にはいった客には、注文さえ聞いていなかったと話している。

 10分近く待っても出てこないので、文句をいうと、どうやらおしゃべりに夢中になって、注文があること自体を忘れていたらしい。

 あきれたことに、その後30秒で品物が出てきた。とーぜん、やっつけでつくってあって、とても写真を撮れるようなもんじゃない。

 しょうがないから食いはじめたが、そこで出走の合図が。

 くっそー、加瀬のレース、見られないじゃんか!

 もうね、どうしょもない店でしたよ。とくに名を秘すけど。やっぱり「福」の字がついてたかも。

 なんだか、ここは聖地じゃない気がしてきた。設備は表向きりっぱだけど、ソフト面がなってない。サービスにいたっては、たぶんそういう言葉さえ、知らないにちがいない。

 というわけで、靜岡はこれまで訪れた競輪場のなかで、最悪という評価になった。

 もう、ここで勝負する気も失せちゃったな。どうしよう、ツインメッセにもどろうか。

 そう考えていると、そういえばタミヤ本社が近かったなと思いだした。見た目、せいぜい500mくらいだと思う。なので、こっちに行ってみることにした。

 ここで、さまざまなサプライズが。

(つづく)
2013.05.23(14:29)|日々の雑感コメント:(0)TOP↑
 巡礼6のつづき。

 次はSFもの、キャラもの。

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 いちばん笑っちゃったのがこれかな。ザク・ヘッド。ザクの頭にゾイドかなんかの脚をつけたようで。

 ネタはたぶん、アレです。『からペケ』のスパイダーヘッド。違うか。ちょっと古すぎるから。もしかして、若い人がタチコマかなんかからインスピレーションを得たのかも。でも、私の脳内では、見た瞬間からスパイダーヘッドでありました。

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 メトロン一家、夏の夕暮れ。とうちゃんメトロンは艦船模型が好きで、テレビの前に陣どって、うちわ片手に軍艦をもてあそぶの図。(・∀・)

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 サンダーキャプテンの超リアル・バージョン。すげー。ジャンク品を完動状態に復元して、なおかつこれだけシェイプさせるんだから、つくった人は超絶モデラーにちがいないっす。

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 同じ方の作品と思われる(同じテーブルにあった)秘密基地とスーパーメカの数々。

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 たとえば、これは一見、ミドリのビッグモグラスみたいですが、それを意識してつくったオリジナルメカだそうで。たしかに、精密さが違います。武装もたっぷりだし。

 この秘密基地は2層構造になっていて、下はこんな感じ。

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 上層のとはべつのドリルメカと、ひこーきつき戦車みたいなメカが見えます。えーと、マゼラアタックみたいな使い方をするんでしょうか。わかりませんが。

 しかし、この発想はすごいなー。やっぱりプラモデルは技術よりセンスですよ。もちろん、この方は技術も超絶なんですが。

 と、いいながら、今回いちばんウケたSFものは、これじゃないんですね。もっと強烈なのがあって。

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「チーム未完成」さんのテーブルに、これがあったとです、これが。

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 城郭戦艦。左が「江弩」で、右が「奈護屋」!

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 こういうコンセプトでつくられたそうで、その発想は超弩級です。

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 江弩の城郭と前部兵装。実際の攻撃兵器は、VLSのミサイルと8門の5インチ砲と思われ、46サンチ主砲はシンボル的な存在なんでしょう、たぶん。ぶっぱなすこともできるけど。

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 奈護屋の2番主砲塔の周囲は、どうやら日本庭園になってるらしい。江弩の後部甲板は大型ヘリコプターが着艦可能(たぶん)。ちなみに、格納庫兼管制室も櫓風。

 たしかに、旧海軍の戦艦の檣楼は、どう見ても城郭をイメージしているわけで、それがそのまま発達したら、こーいうかたちに進化したとしてもおかしくはない。(´・ω・`)

 つか、これってやっぱり正しい美意識でしょ。だけど、いままでだれも造形物にしなかった。理由はたぶん、あほくさいから。(^^;

 だけど、それを同世代か、もっと上の人々がやっちゃってるというのが、すごいですよ。

 去年、『バトルシップ』が公開されたあと、戦艦模型にピットから出てる最新兵器を積むっていうのがごく一部ではやったけど、そういうのとは次元の違う発想で、今回見たなかでいちばんの傑作だと思います。はい。

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 これが双胴戦艦「あづち」の天守楼。これだけの上構物をささえるには、やっぱり双胴にする必要があるんでしょう。

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 艦尾には、瀟洒な庭も用意。ひょうたん池と、茶室もあり。

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 その反対側には、これは水上機の船着場でしょうか。ひこーきのプロペラからすると、ティルトローター機を運用しているのかも。左の櫓は管制塔でしょう。

 じつは、城郭戦艦はこれだけでなく、もう1パターンもありました。

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 左が徳川藩の城郭戦艦「尾張」、右が豊臣藩の「摂津」。つくった方も、コンセプトも違うけど、似たような進化をとげた近未来の戦艦であります。

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 こちらは尾張。前3隻と違って、兵装は砲熕兵器と機銃のみ。そのへんに、収斂進化ながらコンセプトの違いが出ているといいますか。

 ほんとにいいものを見せてもらいました。チーム未完成さんに感謝(ポップには「Team Mikansei」と書かれていましたが、岡山未完成チームというのが正式名のようです)。

(つづく)
2013.05.23(11:54)|日々の雑感コメント:(2)TOP↑
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
2011年11月より、シーズン3の営業をはじめました

2007年~2011年のシーズン2はこちら
2004年~2007年のシーズン1はこちら

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