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パーツ館にようこそ
 巡礼5のつづき。まだあと4~5回あるんだよなあ。ぜいぜい。

 でも、これが人生最後の大イベント参加になるかもしれないし、これだけ書きたいっていう衝動をおぼえるのも久しぶりだから、これでいいのだ。

 まあ、イベント参加に関しては、70歳くらいまで生きた場合、いまはまだ想像もしていないようなイベントに参加する可能性も否定できませんが。

 いずれにしても、3年ぶりくらいに、勇んで文章を書きたくなっているのはたしかで。

 閑話休題。

 つづいて、船とジオラマ編をひとつ。

 ちび丸艦隊シリーズはやっぱり人気のようで、4月下旬発売の金剛をふくめて、見つけただけでも5~6個の作例があった。

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 そのうちのひとつ。うわー、やっぱり張り線やってますね。だけど、それをのぞけば、どの作例も自分のアレと同じくらいの精度で、まあこんな感じかな、と。張り線については後述。

cby and hyak

 こいつですね。逆にいうと、木甲板の表現はこれで充分にOKということで。ヽ( ´-`)ノ

 船のヴィネットのうち、トレンドだったのが、「ちきゅう」や「しんかい6500」を使った海中描写。そのなかでも、出色だと思ったのが、これ。

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 あえていうと、プラモのためのヴィネットっていう感じでしょうか。深海の静謐感みたいなのがアートしてます。もちろん、こういう情景を肉眼で、あるいはカメラごしに見ることは不可能なんだけど。それを視覚化するのがおみごと。

 艦船モデルの分野には、伝統的に超絶モデラーさんたちが多く、あちこちの博物館なんかでも、その技をいつも拝見しているわけです。

 だけど、そーいうのとは一線を画して、楽しむのがアマチュア・モデラーじゃないかと思ったりして。

 そういう視点で、とても楽しくて、自分でもこーいうのをつくりたいと思った作品をひとつ。

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 データをメモするのを忘れちゃったんだけど、おそらくは定係港で観艦式の一般公開にそなえ、満艦飾で準備をととのえた、DD-110たかなみ、DD-111おおなみ。

 満艦飾が目だつんだけど、じつはかなりのディテールまで、つくりこんであって。

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 それでも、手すりくらいまでで、それ以上に細かいところは表現していないというか、省略しているというか。このへんの取捨選択が、この作品は絶妙だと思うわけです。

 正直なところ、たとえば張り線とかって、プラモデルにはいらないんじゃないかと、思ったりするわけですよね。誤解を恐れずにいっちゃうと。

 たとえば手すり。1/350ならアリでもいいけど、1/700のウォーターラインとかだと、いらないんじゃないかというか。

 こういう考え方が正しいかどうかは、あくまでべつの話ですが……

 どうも、艦船モデルは超絶化が進みすぎちゃった結果、おかしな方向に進んでいるように思ったりするのです。

「そこにあるから再現する」みたいな考え方も、たしかにあるし、それははげしく賛同できるものの、それは「実際の見え方」とは違うわけで。

 ひこーきの場合もよくあるんだけど、どこまで再現すればいいかは、けっこうアバウトなほうが、かえっていいんじゃないかと、そう思うわけです。

 その点、今回のモデラーズ展には参加していないけど、北海道の高○さん……ブログ「天気晴朗なれどFC2」のなかの人の作品なんかは、じつにいいバランスをたもっているように思うわけです。

 きっと、専門誌なんかではくりかえし議論される、根源的な問題なんでしょうが。

 私としては、1/700に手すりはいらないよなー、ということで。エデュのエッチングパーツとか、いろいろ積んじゃってはいるんですけどね。(^^; しかも、フジミ1/700轟天号に使うためとかの理由で。(^^;;;

 さて、船は以上ということで、次は感銘をうけたジオラマをふたつ。

 ジオラマとヴィネットの違いは、自分としては、いちおう30X30cmくらいまでの情景をヴィネット、1X1mくらいの情景をジオラマだと考えてます。そのあいだはグレイゾーン。

 まず、このジオラマがすごい!

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 ゴッサム・シティの路地裏を走るバットモービル。

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 これねえ、どの一部を高精細のアップで撮影してみてもアップに耐える、完璧なつくりのジオラマでした。つか、すごすぎるでしょう。

 よくわからないものの、プロの造型さんがつくったもののようですが。いずれにしても、今回見たなかで、クオリティという点では、これがジオラマのなかでナンバーワンだったのではないかと。

 ところが、これを上まわるジオラマが出現。遠くから伊福部さんの「3大怪獣」のテーマが聞こえてきたので、近づいてみると、こんなものが。

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 ゴジラ対60年代自衛隊! 大ジオラマ。というより、パノラマ!

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 とにかく、陸空にメカが満艦飾で、とても1枚の写真にはおさまりきらない。どころか、3分割にしても、全貌をとらえきれない!

 これは圧巻でした。ゴジラはたぶん、市販の大型フィギュアをそのまま使ったか、せいぜいリペインティングしたものらしいけど、自衛隊がコリコリで。セイバー3機編隊のほか、スターファイター3機編隊もゴジラを狙っております。

「3大怪獣」にマルヨンが出てきたかとか、そのマルヨンが増漕をつけたまま攻撃態勢にはいってるとか、増漕しか積んでないとか、いろいろ気になるところはあるものの、そーいうのは目をつぶって。

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 これもここにいるのは明らかにむにゃむにゃなものの、これがなければこの大ジオラマが完成しにいというくらい重要な、66式メーサー殺獣砲車。これはその昔、ウェーブから発売されたキットだろうか。だとすると、スケールは1/87になるけど。

 ほかの車輛やヘリコプターは、1/144や1/72が多いけど、そこは大パノラマなので違和感なしということで。

 これはこれでみごとな作品で、堪能いたしました。はい。

(つづく)

2013.05.22(18:58)|日々の雑感コメント:(0)TOP↑
 巡礼4のつづき。

 SR-71とTB2号の隣りには、制作中の巨大なマイティ号があった。

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 これがまた、制作途中ながら、もう存在感を放っていて。隣りのTB2号だって、相当な大きさなんだよ。それにくらべても、これだけのサイズですから。

 唖然として見ていると、制作者の方が声をかけてくださって、しばらく話をしているうちに、この方、どうやらただ者じゃないとわかってきた。それで、「プロの方なんですか?」と、たずねると……

 いまは引退しているし、仕事は設計関係だったけど、60年代後半には、今井科学に勤めていたそうだ!

 それも、木型師として!

 じぇじぇじぇっ! ですよ。なんと、この江澤さんという方、イマイのサンダーバード・シリーズの木型の大半を手がけた方だったのである!!

 15分くらいにわたって、当時の話をうかがったんだけど、そのうち、ふと気づいた。つまり、

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 このサンダーバード2号は、当時の木型師さんがつくったものなんだから、まさにオリジナルなんですよ。

 このときばかりは、ちょっと鳥肌ものでしたね。

 最後は名刺までいただいて、江澤さん、どうもありがとうございました。

 さて。また会場をめぐりはじめ、やがて南北モデラーさんのテーブルを発見。ここで見たかったのは、これ。

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 ブログ「プラモつくんないかい」のなかの人、おとしぶたさんが制作された、フンメルのヴィネット。

 士官がフンメル出撃を命じたところ、整備士の通称「敬礼ちゃん」が、「ネコがコクピットで子供産んじゃったんで」といって……で、「出撃できません」というタイトル。

 おとしぶたさんはこういう感じの、ゆるい設定のヴィネットが得意。私とはジャンルが異なるけど、やはり手塗りがお好きで、このほんわりした風合いがとてもいいのです。

 ブログでは自画像もアップされていて、その画にそっくりな方がいらしたので、声をかけてみると、やっぱりご本人。ご挨拶させていただきました。

 フンメルは……マシーネンって、まったく興味がないので、なんともいえません。

 ひこーき系の最後は、Project144さんのテーブル。

 ここで見たかったのは、同会の世話人、fumiさんの新作、TE-8A。

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 fumiさんもブログ「fumi's144工房」で制作過程を公開されていて、このジョイントスターははじめて電飾に挑戦された作品。

 だけど、あまりにも完成度が高くて、とてもはじめてとは思えませぬ。やっぱり、才能とセンスなんだよなー。私は図形認識能力があまり高くないから、こういうことはとても無理。まあ、最初からレベルが違いすぎるわけですが。

 ちんみに、後ろのD-21Bドローン2機を懸架したB-52も、fumiさんの労作。

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 このM-21とシ-21Bも同様。こういうマイナーな機体もお好きらしい。ご本人を探したけれど、こちらはそれらしい方がおらず、ご挨拶はできなかった。

 このProject144では、すべてを1/144スケールに統一して、大きさをくらべてみるという展示方法がユニーク。なかでもおもしろかったのが、これ。

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 すげー、1/144のTB2号ですよ。たしか、イマイがこのスケールのを出したことがあったはずで、そのキットかもしれない。いずれにしても、かなりの部分がスクラッチと思われ。このキットは大きさこそ再現していたけど、コンテナはひとつだったし、搭載メカはついていなかったから。

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 とりあえず、ひこーき系は以上。最終回にもうすこし、追補がありますが。

(つづく)

2013.05.22(17:38)|日々の雑感コメント:(0)TOP↑
 巡礼3のつづき。

 一夜明けて、日曜日は早くも8時にはチェックアウトして、いそいそと靜岡にもどった。ツインメッセ到着は8時40分。

 ところが、すでに長蛇の列で、列は見ているあいだにもどんどん伸びていく。(^^;

 あわよくば、先着1000名にはいって、記念品をゲットなんて考えていたけど、やっぱり甘かったですね。最終的に、開場の9時までに5000人以上ならんだんじゃないかな。そのくらいの勢いで。

 でも、あたしゃ、ならばない。企業ブースにはいかないから。反対側のモデラーズクラブ合同展が2日めのメインなのだ。というか、ホビーショーのメインというか。

 結局開場を15分早めて8時45分には列が動きはじめたので、もういいだろうと、わきから会場の南館にはいった。すると、もうかなりの人だかりが。もうすこし早くはいってもよかったっぽい。

 まあ、それはいいとして。

 以下は見た順だと雑然としているので、アイテム別に感想やら発見やらを。最初はひこーき編(宇宙機など飛ぶもの一般をふくむ)から。

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 その前に、なにはさておき、ホビーショー名物のジム部隊。数年前に200機とか話題になっていたから、いまは300機くらいあるのかも。しかも、1機ずつ表情(ポーズとかね)が違うそうで、これはもう五百羅漢をめざしていただきたいものです。

 では、ひこーき。

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 F-117も1/48になると、存在感が圧倒的です。しかも、このキットはタミヤ製で、

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 ウェポンベイからくりだしたGBUも克明に再現されてる。ぢつはこれまで、1/48はつくったことがないんだよね。やっぱり王道は1/72か1/144と思っているんで。

 だけど、もう年で、細かすぎる工作はきつくなってきたから、そのうち1/48もつくってみようか。そういや、1個だけ、F-4EJが積んであったはず。

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 次に目をひいたのが、これ。でっかいF-107。1/32くらいかなと思って見ていると、愕然。これ、ソリッドモデルだそうだ。これだけじゃなくて、周囲にならんでる作品すべてがソリッドなんだって。

 とりわけ強烈だったのが、このF-86F。

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 精緻なつくりだけじゃなくて、あちこち可動するそうです。

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 ちょうと、制作された方がいらして、実際にあちこち開閉したりしてくれましたが、もうね、見るたびに「じぇじぇ」の連発。嘘。「あまちゃん」も忘れて、「ぎゃっ!」とか「ぐわっ!」とか、そーいう言葉しか出てこない。そのくらいに超絶な完成度でした。

 なんでも、設計だけで1年かかり、ここまでで4年の歳月を費やしているそうです。ほんとにすごすぎ。ちなみに、上のアップはガンベイのハッチをとりのぞいたところ。

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 うろつくうちに、スペースウルフを発見。前日、ハセガワのブースにもあったけど、そっちはデカールなしだったので写真は撮ってなかった。なるほどー、本来はこうやってつくるのか。(^^;

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 さて、これは今回、ぜひとも見たかった、appletreeさんのスペースランチ@最初のガンダム。

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 appletreeさんは制作過程をブログ「林檎林」ですべて公開しているんですが、そのなかでもこのスペースランチはすごい労作だったのです。なんたって、フルスクラッチだし。

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 フィギュアは芯になる製品から、これもはげしく手をくわえて、ここまでみごとにあのクライマックス・シーンを再現。

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 コクピットも精巧な造型で、しかも電飾つきですから。

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 夢中で撮影していると、なかの人が「よかったら、こっちからもどうぞ」と、声をかけてくれて、アングルを変えてくれた。この方がなんと、appletreeさんご本人! やー、びっくりしました。

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 これ、「フルスクラッチなんですよねー」とか、「フィギュアだけは芯にしたキットがあったんでしたっけ?」とか、わかってることしか話せない。もうあせりまくりで。まさか、ご本人とお話できるとは思わなかったもんで。当然、なかの人は持ちまわりで番をしてるわけで、遭遇する確率は低くないわけですが。

 ともあれ、appletreeさん、ありがとうございました。

 ここはBlog Modelersさんのテーブルだったけど、その隣りはSF映画系超絶モデラーさんのグループ、DORO☆OFFさんのテーブル。そのなかでも、とりわけ目だっていたのが、これ!

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「SW」のepi.2に登場したAT-TE with 戦闘メカLAAT/c!

 制作は、恐らく世界一のSWモデラー、ROKUGENさん。この方もブログで制作を逐一アップされている。AT-TEはこちら

 これは……ドイツレヴェルのキットを大改造したんだったかな。でも、ほとんどフルスクラッチといっていい作品でしょう。これだけのものを制作できるのは、たぶん世界でROKUGENさんだけのはず。いえほんと。そのくらい超越的な完成度で。

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 ちなみに、これはいま制作中のリパブリック・クルーザー。ブログはこちら。これももちろん、フルスクラッチ。

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 DORO☆OFFさんのテーブルには、主催のどろぼうひげさんの作品なども展示されていたが、もうひとつ目を引いたのが、これ。箱のなかにXB-70のロールアウト前(?)の姿を再現した作品。

 電飾を多用するのがDORO☆OFFさんの特徴だけど、これも光がとても印象的でした。

 次に驚かされたのが、これ。地元のコイト・モデラーズ同好会さんのテーブル。

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 ぎょぎょーむ。まるで芸術品のようなSR-71のソリッドモデル。その隣りのTB2号もソリッドモデルだそうな。じつは、このテーブルで、今回いちばんのサプライズが待っているのであった。

(以下次号)

2013.05.22(15:20)|日々の雑感コメント:(0)TOP↑
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
2011年11月より、シーズン3の営業をはじめました

2007年~2011年のシーズン2はこちら
2004年~2007年のシーズン1はこちら

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