豪雪まっただなかの新潟県・十日町から、なんとか帰還しました。
案の定、長靴大活躍。というか、なかったら身動きできなかったでしょう。
1月の十日町はこれで3回めだけど、過去2度はせいぜい1mくらいしか積もっていなかったんで、やっぱりカルチャーショックでしたよ。
あと、昔、取材で厳冬の酒田に行ったこともあるけど、あそこも雪はなかったもんなー。地吹雪で積もらないとかで。
そーいうなかで、ふつうに……というか、ふつうより念入りに葬儀をやっちゃうところがすごい。この手前の雪、内側から見ると、
これで、高さ4mくらいですかね。葬儀より雪に気をとられちゃうよねえ、やっぱり。
これは実家2階の窓の外。もう埋まりかかっていて、滞在2日めには完全に埋まり、業者がブルドーザーを入れて除雪したものの、もう雪を持っていく場所がないので、除雪は2階の床の高さまでだそうで。つまり、1階は完全に雪没したまま。
想像を絶してすごいけど、さすがに今年の降り方はおかしいと、ジモティさんたちもいってました。
ただ、主要道はもちろん、けっこうな路地まで除雪車がケアしていて、車が通れなくなることはないようで。というより、車で移動できなくなったらもう終わりなので、そうはさせないという、行政の強い意志は感じました。
埋まる街路灯。東京よりかなり高い位置にあるにもかかわらず。道路わきに雪を積んでいくので、この壁の高さは半端じゃありません。軽く3mくらい?
同じく、埋まる交通標識。ほかは埋没して見えなかったなか、これだけは滞在初日こそ健在だったものの、このあと見えなくなった。
でも、街中はこの程度ですんでいたという感じで。大水田地帯はこれですから。
もうなんだかわかんない。それでも、新幹線と幹線だけは走る。
これは帰りに、六日町駅で撮った上越本線。15分遅れだったものの、動いてるだけで奇蹟に近いっすよ。
そういえば、雪はすごいし、雪に閉ざされて冷蔵庫状態の屋内も寒いんだけど、屋外の温度は寒いと感じなかったのがふしぎ。マイナス数度で、風がなかったせいかな。そういや、葬儀・告別式で何度も外に出たけど、一度も上着は着なかったっけ。
上の写真を撮るときも、20分くらいホームで待ってたけど、ふだん、埼玉で着ている上着で充分だった。体感温度でいうと、からっ風が吹くぶん、埼玉のほうがかなり寒いっぽい。
とはいえ、ひと晩寝たいまも、からだがこわばってるのは、やっぱり雪のプレッシャーですかね。あたしゃ、ここには住めないな。もちろん、住む予定もありませんが。