パーツ館にようこそ
 きのうのつづき。

 本体にもどって、垂直尾翼を先にフィニッシュ。

fa18_33.jpg

 塗装が終わったら、胴体に接着する前にデカールまで進めることに。そのさい、「200」のデカールの上ふたりに、見えますかね、透明な余白。これは一般的マニュアルだと「ぎりぎりで切りとれ」ってことになってると思うんだけど、じつは切りとらなくてもだいじょうぶ。むしろ、余白はのこしたほうが、位置を決めやすいと思う。

 で、デカールが完全に乾燥したら、余白にマークソフターを塗って折り返すようにしてやる。そうすると、何回か折り返しをくりかえすうちに、ぴりぴりと余白だけ切りとれるので、たぶんこうやるほうが失敗がすくないと思います。まあ、これも我流ですが。

 また、尾翼つけ根は黒い下地が若干見えてますが、これも気にしないことに。なぜかというと、あとでレタッチが必須になるので、そこで修正すればいいということで。

fa18_34.jpg

 レタッチはこんな感じで。黄色をベースにオレンジを少々。チップに塗って色味を見ながら調色していって、納得したところでエッジ部分など、どうしてもデカールがまわりきれない部分に塗料を置いていきます。

 これで、工作はだいたい終了なんだけど、1カ所、どうしても気になるところが。

 制作4でいじったバスタブの後部パーツ。ここが平滑で、逆にいうとなんにもないのね。

fa18_15.jpg

 これはおかしいでしょ。すくなくとも、キャノピーの開閉支持架はないとおかしいし、実機写真を見るともうすこしいろんな構造物があるっぽい。実際、キットにもキャノピー開状態でつくる場合の支持架ははいってるわけで、ここはすこしディテールアップしなければ。

fa18_41.jpg

 ということで、まず支持架のパーツを細工して、つけくわえてみる。そうね。最低でもこのくらいは必要っしょ。

 でも、まだものたりない。ヽ( ´-`)ノ

 そこで、たとえばここにいろいろあるコクピット写真なんかを参考に、プラ材でそれらしいパーツをつくって追加。

fa18_42.jpg

 まあ、いわゆるひとつのデッチアップっていうやつですね。

 ぢつは、こーいう作業がいちばん楽しい。(´・ω・`)

 だから、つねに隙あらばてきとーなディテールアップを狙ってたりして。

 で、内部色のつや消し黒を塗ったあと、銀や赤黄青、グレーなんかでさらにデッチアップ。

fa18_43.jpg

 このくらいやると、実機がどうなってるかっていうのは置いといて、それなりにリアルっぽい仕上がりになるんじゃないでしょうか。

 もちろん、自己満足なんだけど、これが「プラモなぶり」の醍醐味だったりして。

 要するに、私の場合、はじめからスーパーリアルはもとめてなくて、あくまでもおもちゃで遊んでる感覚なんだよね。ヽ( ´-`)ノ

(つづく)
2017.03.05(16:54)|F/A-18Eコメント:(0)TOP↑
 なんと、3カ月ぶりのつづき。前回はこれですから。

 実際は、1月にいったん書いたんだけど、そーいうわけで書いたのがぜんぶぶっ飛んで、モチベーションがすっかりなくなったしだい。

 でも、ここで書くのをやめると、このブログ自体ももう長くはつづけないだろうなーと思ったので、もう一度だけチャレンジしましょう。今回はクラッシュ対策で、こまめにセーブしながら。って、昔のドラクエみたいだ。(^^;

 本体と並行して、小物もいろいろ進行。

 まずはキャノピー。いわゆるバブル・キャノピーを再現するため、スライド金型を使っているんで、派手なパーティングラインがあります。これを消すため、まず#1000のペーパーをかけて、

fa18_26.jpg

 そのあとコンパウンドで磨いてふたたび透明に。コンパウンドはタミヤの「粗目」と、仕上げにモデラーズの「極微細」を使用。

fa18_27.jpg
 
 はい。きれいなもんです。次。車輪なんかはこーいう感じで、爪楊枝を木工ボンドで接着して塗装して、乾燥するまで油粘土の土台につきさしておくっていうのが自己流。

fa18_28.jpg

 専用の工具を買うのはばかばかしいし、木工ボンドと爪楊枝は万能兵器だと思ってるんで。あと、油粘土も工具としては汎用性が高いんじゃないかな。機首とかに入れる重りにもなるし。

 爆弾など装備類も、塗装は同じやり方。木工ボンドは乾燥してからも(すくなくとも1週間くらいは)かんたんにむしりとれるから、こーいう使い方ができるのです。

fa18_29.jpg

 増漕は例によって合いがイマイチなので、現物あわせのうえでパテ修正などが必要。いわゆるひとつのハセガワ・クオリティね。

 完成形はこういう感じ。じつは、このへんをつくっている時が、いちばん楽しかったりして。いろいろ妄想とかがはいってくるから。この時期にこの装備はないだろう、とか。その逆とか。

fa18_35.jpg

 次。脚扉類も同じくハセクオなので、押しピン跡とかバリとか盛大にあり、ここもパテとペーパーで修正しないとならない。

fa18_30.jpg

 でも、このへんはこそが「いかにもハセガワ」で、決して嫌いではありません。むしろ、楽しい。(^^;

 処理が終わったら、基本の白を塗って、表側からマスキング。海軍機に特有の赤い縁をきれいに描いて、

fa18_31.jpg

 はい、できあがり。このへんは、ひこーきモデルの基本ですね。
 
fa18_32.jpg
 
(つづく)
2017.03.04(17:18)|F/A-18Eコメント:(0)TOP↑
 ツーショットって、前から変な言葉だなと思ってたんだけど、きょう調べてみたら、やっぱり和製英語だった。

 とはいえ、映画やドラマの分野では、英語でもtwo-shotという表現があるそうで、なんだかややこしいけどね。

 という話はどうでもよくて。

 F/A-18Eがらみで、撮り忘れていたツーショットがあったことを急に思いだして、とりいそぎ撮ってみました。

F-16 FA18 01

 同世代の現用機にして宿命のライヴァル、F-16とF/A-18であります。

 F/A-18Eは2004年くらいに発売されたハセのE箱19。F-16は去年春ごろ発売された、おそらく1/72の現用機としては最新のキット、F-16CJの通称ぜんぶ載せバージョン。ウォーバード88だそうです。

 このF-16CJは、去年暮れくらいからつくりはじめて、2月か3月にフィニッシュしたキットだけど、このブログには制作記なんかを載せなかった1品。

 なぜかっていうと。

 完璧なキットで、書くことがなかったから。(^^;

 そーいうこともある世の中になっちゃったんですね。タミヤの完成度、恐るべし。

 逆にいうと、ハセは最新キットでも、まだいろいろいろいろと書くことがあるから、そのぶん魅力的っていうのかもしれませんがごにょごにょ。

 ともあれ、今年、完成したキット4つのうちふたつが現用機っていうのは、なんだか深い意味があるような、ないような。いわゆる識閾下の葛藤みたいなものがあったのかもしれません。

 とにかく、空自やUSAF、NAVYあたりの現用機って、つくっても適当な架空設定ばっかりだったからね。

 まあ、たぶんタミヤのぜんぶ載せがターニングポイントになったんでしょう。

 閑話休題。

 この永遠のライヴァル2機種、なんでこんな感じに進化しちゃったんだかね。

 大きさ比較で尾翼をそろえてみたところ……

F-16 FA18 02

 なんすかこのスーパーホーネット。

 ぜんぜん軽戦ぢゃない。(^^;;;

 このライヴァルは、もとを正せば70年代前半のLWF(らいとうえいとふぁいたー)の競作に応募したうち、試作機まで進んだ2機種で、ホーネットのもとになったP-600コブラは前にも書いたとおり、このF-16と同じくらいの軽戦だったんですよ。

 それが、なにを間違ったかこんなに肥大化して。

「スーパー」になったEとFでは、全長がF-14とほぼ同等になったとか。

 海軍的に能力を追及すると、どうしても空軍機より大型化するのはやむをえないとして、元祖のあの華奢なP-530コブラにくらべて、あまりに肥大化したいまの姿を見ると、釈然としないものを感じるのもたしかであります。

 だけどねー。LWFっていうのは、いわば「補助機」の選定だったわけで、その2機がいまこうして世界の主力機になってるのを見ると、とても感慨深いものがあったりします。はい。

 蛇足ながら、F-16CJは素組なので当然ながら、HARMを搭載・運用するワイルドウィーゼル仕様のアクセサリーで、マーキングは三沢の第5空軍CGA機です。

2016.12.30(12:10)|F/A-18Eコメント:(4)TOP↑
 前回のつづき。

 ということで、このキット。インテークの奥がすぐ壁になっているっていう致命傷をのぞくと、それなりにいい出来じゃないかと思います。細かいところで、正確にはわからない部分も多いし。

 なので、あとはほぼ素組で進めて(1カ所例外あり)、アクセサリー(武装など、パイロンにぶら下げるもの)はオリジナル設定っていうのが基本姿勢。ハセの場合、素組でも気をつかうところはいくらでもあるわけで、それはそれでハセガワ・スタンダードと考えればいいかなと。(´・ω・`)

 その結果、完成品の腹側(アクセサリー搭載例)はこうなりました。

fa18_66.jpg

 480ガロン増漕を3つ。自機防衛用のAIM-9Xを2発。そして、AGM-123とGBU-12を2発ずつ。

 いわゆるひとつの近接航空支援バージョンね。ハセの場合、武装が別売なぶん、こーいうチョイスもできるわけで、それはそれで楽しいんじゃないかと。

 ただ、単座のE型でCAS(近接航空支援)をやるかどうか、若干は悩んだのもたしかで。

 でも、A-10のパイロットはひとりで合計7時間くらいのオペレーションをこなすそうだから、海軍さんも負けてはいられないにちがいないというか。ヽ( ´-`)ノ

 とにかく。CASにしました。

 増漕3本はスーパーホーネットの代名詞みたいなもんだから、これははずせないし、翼端のサイドワインダーも必須。

 で、爆装はこの2種類。外側パイロンのGBU-12はMk.82(500lb=250kg)爆弾に精密誘導装置をつけた、CAS任務でいちばん定番の爆弾。

 内側ハードポイントのAGM-123は、「AGM」の正式名称のとおり空対地ミサイルあつかいになってるけど、実質はMk.83(1000lb=500kg)爆弾の精密誘導バージョンGBU-16に、さらにロケットモーターをくっつけた、前方投射型スマート爆弾っていう位置づけの兵器。

 たしかに、前方に投射できて、なおかつ精密誘導できるんだから、これは短距離空対地ミサイルでいいんでしょう。なんだか不思議だけど、機能としては正しいというか。

 この爆弾というかミサイル、現在も使われてるかどうかはわからないものの、機体の塗装とデカールが「USSエイブラハム・リンカーン搭載のVFA-115(第115戦闘攻撃飛行隊)イーグルスのCAG機」っていうことで、当時は運用していたってことにしました。

「当時」っていうのは、CVN-72リンカーンにF/A-18Eを運用するVFA-115が載ってた当時っていう意味で、これは2002年から04年までの最大2年間くらいだそうで。めずらしく調べて考証しちゃったりして。(^^;

 この2002~04なら、AGM-123もまちがいなく現役だったんで、今回は積んでみたというしだい。

 F/A-18シリーズって、もうアメリカ空母機動艦隊に空からアプローチする敵はいないから(せいぜい、ロシアと中共の対艦ミサイルだけ)、艦隊防空より近接航空支援のほうが似合うひこーきだと思うんですよ。だとすると、こーいう装備が最適でしょう。

 ほんとはまだペイロードに余裕があるんで、HARMを1発、追加したかったんだけど、意外にも手持ちのミサイルにHARMがひとつもなくて、断念せざるをえませんでした。そうかー、HARMって、けっこう稀少品なんだ。知らなかった。

 以上、完成報告&機体の蘊蓄でした。

 このあと、制作記はまたいずれ。たぶん、まだ2回か3回ぶんくらいあるのかな。

2016.12.25(18:25)|F/A-18Eコメント:(0)TOP↑
 どうにか年内に完成しました。ハセガワ1/72 F/A-18Eスーパーホーネット。

fa18_65.jpg

 制作記を進行させながらつくるっていうのは、けっこうヒヤヒヤもので。途中で大失敗して廃棄したり、飽きて投げだしたりすることも多いからねー。「きっちり完成させる」っていうのは、それなりにプレッシャーなのかも。

 さて。

 F/A-18系は子供のころ、衝撃をおぼえたひこーきの末裔だったりするのですね。

P-530.jpg

 ノースロップが1971年くらいに発表した、P-530コブラが始祖なんだよねー。ベストセラー機F-5シリーズを大幅に近代化させた軽戦闘機で、おもに日本向けにプレゼンされたもの。

 まだF-14もF-15も進空していなかった時代に、『航空情報』でいきなりこの写真を見せられたときのショックっていうのは、それはもうすごいものでした。ザ・未来の戦闘機って感じで。

 そういえば、当時はロッキードもF-104の発展型戦闘機CL-1200ランサーっていうのを日本に提案してて、なんだか戦闘機が級に未来指向になったように思えたもの。どっちも直線翼っていうのがビビッドだったんだよねー。

 閑話休題。

 P-530はノースロップの社内開発で、写真のモックアップがつくられただけに終わり、つづいてこれを大幅にストレッチしたP-630というモデルが計画されたものの、すぐにアメリカ空軍が軽戦闘機をもとめたんで、これを小型化したP-600を再度設計して、これがYF-17になったのでした。

 この軽戦闘機の開発競争はYF-16が勝ってF-16ファイティングファルコンとして採用され、コブラ系はまたしても路頭に迷ったものの、双発っていう1点が幸いして海軍に拾われ、さらに紆余曲折を経て、F/A-18としてとうとう正式採用されました。めでたしめでたし。

 こうして空母機動部隊の主力戦闘機になっていったF/A-18は初期のA型(単座)B型(複座)、その改良タイプのC型、D型を経たあと、1990年代に大規模再設計するチャンスを得ると、さらにひとまわり大型の新世代マルチロール機、F/A-18E(単座)およびF(複座)に進化を遂げて、今日に至るということで。

 ぜいぜい。久しぶりに説明が長い。しかも、現用機なのに。

 ただまあ、このひこーきを語るには、どうしてもP-530まで遡らなければならないんで、しかたないのですよ。

 そういや、40年前、はじめて江藤巌さんにひこーき関係で褒められたのが、P-530だったんだな。「よく知ってますねー」みたいな感じで。ヽ( ´-`)ノ

 という機体なので、いつかキットにも手をつけようと思っていたんだけど、それがいままで延び延びになっていたのは……A~D型が嫌いだったから、なんですねー。(^^;

 なんつーか、線が細いっていうか、とくに尾翼と尾部のバランスがとっても脆弱な感じがして。

 とはいえ、それもスーパーになって解消されたんで、キットを積む気になって、今回めでたく成仏させたというしだい。

(長くなったんで、つづく)

2016.12.23(18:02)|F/A-18Eコメント:(0)TOP↑
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
2011年11月より、シーズン3の営業をはじめました

2007年~2011年のシーズン2はこちら
2004年~2007年のシーズン1はこちら

プロフィールは準備ちう

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
Jリーグ
QRコード
QR