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パーツ館にようこそ
 どうにか年内に完成しました。ハセガワ1/72 F/A-18Eスーパーホーネット。

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 制作記を進行させながらつくるっていうのは、けっこうヒヤヒヤもので。途中で大失敗して廃棄したり、飽きて投げだしたりすることも多いからねー。「きっちり完成させる」っていうのは、それなりにプレッシャーなのかも。

 さて。

 F/A-18系は子供のころ、衝撃をおぼえたひこーきの末裔だったりするのですね。

P-530.jpg

 ノースロップが1971年くらいに発表した、P-530コブラが始祖なんだよねー。ベストセラー機F-5シリーズを大幅に近代化させた軽戦闘機で、おもに日本向けにプレゼンされたもの。

 まだF-14もF-15も進空していなかった時代に、『航空情報』でいきなりこの写真を見せられたときのショックっていうのは、それはもうすごいものでした。ザ・未来の戦闘機って感じで。

 そういえば、当時はロッキードもF-104の発展型戦闘機CL-1200ランサーっていうのを日本に提案してて、なんだか戦闘機が級に未来指向になったように思えたもの。どっちも直線翼っていうのがビビッドだったんだよねー。

 閑話休題。

 P-530はノースロップの社内開発で、写真のモックアップがつくられただけに終わり、つづいてこれを大幅にストレッチしたP-630というモデルが計画されたものの、すぐにアメリカ空軍が軽戦闘機をもとめたんで、これを小型化したP-600を再度設計して、これがYF-17になったのでした。

 この軽戦闘機の開発競争はYF-16が勝ってF-16ファイティングファルコンとして採用され、コブラ系はまたしても路頭に迷ったものの、双発っていう1点が幸いして海軍に拾われ、さらに紆余曲折を経て、F/A-18としてとうとう正式採用されました。めでたしめでたし。

 こうして空母機動部隊の主力戦闘機になっていったF/A-18は初期のA型(単座)B型(複座)、その改良タイプのC型、D型を経たあと、1990年代に大規模再設計するチャンスを得ると、さらにひとまわり大型の新世代マルチロール機、F/A-18E(単座)およびF(複座)に進化を遂げて、今日に至るということで。

 ぜいぜい。久しぶりに説明が長い。しかも、現用機なのに。

 ただまあ、このひこーきを語るには、どうしてもP-530まで遡らなければならないんで、しかたないのですよ。

 そういや、40年前、はじめて江藤巌さんにひこーき関係で褒められたのが、P-530だったんだな。「よく知ってますねー」みたいな感じで。ヽ( ´-`)ノ

 という機体なので、いつかキットにも手をつけようと思っていたんだけど、それがいままで延び延びになっていたのは……A~D型が嫌いだったから、なんですねー。(^^;

 なんつーか、線が細いっていうか、とくに尾翼と尾部のバランスがとっても脆弱な感じがして。

 とはいえ、それもスーパーになって解消されたんで、キットを積む気になって、今回めでたく成仏させたというしだい。

(長くなったんで、つづく)

2016.12.23(18:02)|F/A-18Eコメント:(0)TOP↑
 ハセ1/72 F/A-18Eですが、いちおう順調に進行してます。

fa18_004.jpg

 きょう現在は組みあがって、デカール貼りの真っ最中。今週月曜日くらいから、最終組立&デカールにはいってます。

 これで、今年は4機完成かな。そのくらいのペースで。

 制作記のほうがぜんぜん追いついてないけど、それもまたいずれ。年内にはなんとかなるでしょ。

2016.12.10(19:14)|F/A-18Eコメント:(3)TOP↑
 今回はたてつづけに。さっきのつづき。

 胴体ができたら、次は翼。

 主翼は抜群に出来がよくて、手をくわえる個所はいっさいなし。もちろん、ハードポイント用のホゾ穴は、事前に開けておく必要がありますが。

 組みあがりはこんな感じで。

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 F/A-18シリーズの特徴のひとつとして、ハードポイントのパイロンが外側を向いてるっていうのがありますが、それがよくわかる構図。なんちゃって。今回は組説の指示を無視して、この段階でパイロンを接着しました。どっちかっていうと、こうするケースのほうが多いかな。

 現代機はとくに下面のデカールがすくないから、作業的にこのほうが早いというか。あと、接着剤で汚すことがあっても、この段階ならいくらでも修正が効くし。

 ただ、主翼の出来がよくても、胴体との合いは微妙。

 いわゆる現物あわせをしながら位置を決めていくわけですが、完璧には決まらず。

 こういう場合、上面はなるべく手をくわえないよう、下面のどこかで辻褄をあわせるのが、ひこーきの場合の定石。今回の場合、インテークの2cmくらい後方に段差がくるようにした。このへんがいちばん目だたなさそうなので。

 ただし、この段差はけっこう大きかったため、エボパテで埋めてから、カッターとペーパーで修正する必要があったりして。

fa18_51.jpg

 こーいう感じで。途中は雑ですねー、やっぱり。

 上面では、後縁のつけ根付近の胴体側が若干ぼってりして、段差に見える感じだったので、カッターで削ってすこし薄くしてみた。

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 ここはとても目だつので、作業部分周辺はつねにしっかりマスキング。

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 削ったあとをペーパーがけするときも、マスキングして周辺のモールドを保護する必要あり。

 主翼は以上。水平尾翼は見た目、エッジが若干甘い印象だったので、ここもヤスリとペーパーで修正。いわゆるひとつの薄々攻撃っていうやつですね。

fa18_25.jpg

 右が修正前、左が攻撃中。わかりますかね? わかんないよね。(^^;

 このへん、すべてが自己満足の世界なので。

(つづく)

2016.11.26(15:27)|F/A-18Eコメント:(0)TOP↑
 これのつづき。

 1カ月以上、更新してませんが、ゆるゆると手は動かしてます。

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 現状はこんな感じで。組立はほぼ最終工程で、脚をつけたところ。このあと、脚扉をつけたら、キャノピーを閉じて、尾翼をくっつけて、終了ですかね。順調にいけば。

 ということで、制作記。ここまで、コクピットまわりをディテールアップして、インテークの奥にあった壁をぶちぬいたわけですが。

 次は胴体の組立で気になったところを。

 まず、コクピット後ろのパーツB8。複座バージョンF/A-18Fの後部席を埋める、ある意味ただの板なんだけど、これがハセガワの手にかかると……

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 2mm以上のミゾが。隙間も盛大。(^^;

 このへん、もしかすると、キャノピーを閉めると見えなくなるのかもしれないけど(見えるよなー、これだけ盛大だと)、念のため埋めることに。

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 2mm厚のプラ板を差しこんで接着し、不要部分をカットして成形。そのあとプラパテで隙間消し。

 ちなみに、前方の四角い穴ふたつも埋める指定になってるので、同時にプラ板差しこみ~プラパテと、同様の作業を。

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 これが作業後。このへん、別パーツで一体化してくれないのが、いかにもハセガワでね。べつに、きれいに仕上がればそれでいいんですが。

 ちなみに、上のドロップタンクなんかも、同時にパテ修正してます。

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 胴体を接着する前には、穴埋め、隙間消しのほか、ハードポイント接着用のホゾ穴を開けておくのも忘れずに。これは主翼も同様。対象になるパーツはG11とG14。

 ほかに気になったのが、インテークの天井部分。

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 接着すると、けっこう目だつ隙間があるんだよね。たぶん実機にはない構造物だと思う一方、もしかするとあるのかもしれないので、中庸ということで、溶きパテを数回にわけて塗り、成形して溝があるような、ないような感じにしておいた。

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 次はエンジンノ排気口の内側と、エンジン後端のパーツQ1。このふたつはこの時点で塗装しておかないとならない。Q1については、黒鉄で塗装後、出っぱりを銀でタッチアップしてそれなりに。

 雑っていっちゃえば雑だけど、どうせほとんど見えないので、このくらいで充分。

 という工程を経て、上下胴体を接着。

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 ここもかなり合いが悪いので、慎重に位置決めしながら、各種固定具を使って強固にくっつける。黄色矢印の部分は、接着後ずれが出ないよう、つま楊枝を適宜に切って、はすかい棒に。

 合いが悪くて隙間ができるのは、写真にもうつっているとおり、おもにストレーキの下面。

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 修正中のようす。この状態では相当にきたないけど、修正が終わってちゃんと仕上がれば、それでいいのだ。インテーク天井にある白い痕跡は、前のほうで書いた溶きパテ。

 あと、水平尾翼のつけ根付近にも段差ができるので、接着時にクランプで固定して段差を最小限にして、そのあとパテで修正した。

fa18_21.jpg

 ここですね。この周辺にはリベットなど細かいモールドが多いので、きっちりマスキングして、慎重に作業する必要あり。

(つづく)

2016.11.26(14:02)|F/A-18Eコメント:(0)TOP↑
 さて、ハセF/A-7Eでいちばん大きな改造ポイントはここ。

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 黄色い部分。インテークのすぐ奥に壁があるんだよねー。(^^;

 これはいけません。どうひいき目に見ても、壁だってわかっちゃいます。

 もっとも、ここに壁があるケースはかなり多く、とくに2005年くらいまでのキットでは、むしろこっちが主流だったと思う。このブログでも、タミヤのJAS39とか、ハセのA-7Aとか、工作したっていうのは書いてきたとおりで。

 ただ、どういう工作なのかは紹介しなかったんで、今回は写真つきで詳細をひとつ。あくまで我流なんで、専門誌なんかではべつの方法を紹介してるかもしれませんが。

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 まず、壁の削除。壁のふちにそって、ピンバイスでたくさん穴を開けていき、それをガイドにデザインナイフでかりかりと切り欠いていきます。エッチングソーが使える規模なら、使ってもいいけど、たぶんこのほうがかんたん。穴を開けるの、楽しいし。ヽ( ´-`)ノ

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 ここは工作痕が外から見える位置なので、カット面はなるべくきれいに整形する必要が。左が整形中で、右がほぼ完了形。実際には、外側の壁が見えちゃうことがわかり、これも削りとってます。

 そうすると、開口した部分のすぐ奥に、主脚庫の内側が見えちゃってる。これも目だつので、のぞきこんだときに段差がかくれるよう、エボパテでそれらしく成形。

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 外側から見たところ。こういうかたちにして、あとは機体内部色317で塗っちゃえば、ほぼ見えなくなるはず。

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 これは内側から。かなり雑だけど、外からはぜったい見えないので、この程度で充分。

 次はいよいよインテーク・ノズルの増設。まず、とりだすのは0.3mmプラ板と適当な筆記具など。プラ板は切りとった壁の内側から主脚庫の後端までと同じ長さ、切りとった部分をぴったり覆えるくらいの幅に切って、これを筆記具に巻きつけ、メンディングテープなど熱に強いテープで固定する。

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 こういう状態。これにドライヤーで熱風をあてたあと、そのままひと晩くらい放置して、いってみれば曲げ癖をつけてやる。

 これをとりはずして、内側になる湾曲面を黒で塗装。えーと、双発なので、当然2個必要になります。為念。

 次は、このパーツを脚庫の上に貼りつけるためのガイドをつくる。具体的には、1mmのプラ板を適当に切って、それを脚庫の裏に固定していく。ガイドにするので、接着は強固に。

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 こういう感じですね。上に見えるのが曲げ癖をつけたパーツ。

 そしたら、いよいよ曲げ癖パーツをインテークに見たてて貼りこむ作業。これ、精密に計算してやるほうがいいとは思うけど、こーいうところがアバウトなのが好きなので、あえて行きあたりばったりに。失敗したら、やりなおせばいいんだし。

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 まあ、何回もやってる作業なんで、勘をたよりでもこーいうかたちになるんですが。で、現物あわせで隙間がなくなるように調整して、さらにプラ板で補強して、これで固定は完了。ちなみに、上のほうに見えているのは後端をかくす目かくし板。

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 ここ、実機ではコンプレッサーのファンの一部が見えてるらしいけど、よっぽど近くでのぞきこまないとわからないみたいなんで、今回は単純な目かくしにしました。

FA-18 001

 実機。ね、見えないですよ。この距離でも。

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 あとはフィニッシュ。できあがったインテークを前からのぞきこんで、光が洩れてるところがあったら、その外側からプラパテでべたべたと目かくし。これが固化したら、最後に念のため全体を黒で塗って、工作終了。

fa18_12.jpg

 ある意味、とても雑ですが、見えない部分はこのくらいで充分。これをやるのとやらないのとでは、仕上がりがぜんぜん違うので、「インテークの奥に壁があったら、ぶちぬく」のはひこーきモデルの原則だと思ってます。はい。

(つづく)

2016.10.16(17:30)|F/A-18Eコメント:(0)TOP↑
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
2011年11月より、シーズン3の営業をはじめました

2007年~2011年のシーズン2はこちら
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