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パーツ館にようこそ
AV-8B 08

 う~ん、なまらかっこいいな。そうそう、排気ノズルは着艦状態の場合、つねにこの角度になっているようなので、それを再現してあります。ここ、可動なんだけど、もちろん固定で(水平尾翼も同)。

 キャノピーとウインドシールドのパッキング部分(っていうのか?)、枠と透明部分の境界にある細いモールドね、ここはイエローの作例が多いみたいなんだけど、もっと落ち着いた感じなので、今回は318レドーム色を使ってみた。

 このほうが実機に近い印象になるし、枠をはじめメインで使ってる水性カラーと干渉しないっていう利点もあるので、今後はこれでいくつもり。

seat.jpg

 で、そのコクピットまわりでは、例によって射出シートの細部と色指定が違うので、この現物を見ながらプラ片や金属線でディテールを追加して、色もこっちにしたがった。

 写真は……撮ったはずなんだけどなー。ない。(TnT)

 久しぶりのプロダクション・ノートのせいか、今回は撮ったはずの写真がないっていうケースが多発してしまった。あるとないとじゃ大違いなんだけどなー。しくしく。

 閑話。

 で、コクピットでいちばん目立つのは、「導爆線」とよばれるくねくねしたモールド。

AV-8B 002

 このキャノピー上のやつですね。シートを射出するさい、キャノピーを炸薬で吹っ飛ばす必要があるんだけど、そうじゃなくて、この導爆線に炸薬を仕込んで破砕するほうが、パイロットの安全がより確保できるそうで、たぶん損耗率の高い海兵隊ならではの発想なんでしょう。

 キットでは、これをデカールで再現してるんだけど、当然シルバリングや経時劣化の問題が出てくるわけで、とくにクリアパーツ部分はそれが目立つと思い、ここはいっちょう塗装にチャレンジしてみました。

AV-8B 1010

 まず、バブルキャノピーを再現してある(3DCAD使用)ので、どうしても中央部にパーティングラインが生じます。ウインドシールドも同様。まあ、仕様です(とくに自作PC分野なんかでは、すごくなつかしい言葉。デウス・エキス・マキナと同義ヽ( ´-`)ノ)。

 過去に何度も書いてると思うけど、消すのはわりとかんたん。

 #800~#1000のサンドペーパーをやさしく使って、擦過面が最小にするよう気をつけながらラインを消し、つづいて#1500で擦過面のにごりをとり、#2000と#3000で透明度を増して……

AV-8B 1011

 最後に微細コンパウンドで磨きあげてフィニッシュ。最初は恐いかもしれないけど、慣れればルーティンで、キスよりかんたん。ヽ( ´-`)ノ

 で、導爆線にもどると、(^^;

AV-8B 1012

 まず、筆塗りでこのくらいラフに。超絶モデラーさんなら一撃で決められるかもしれないけど、還暦すぎだとこんくらいが限界なので。そのかわり、リカバリー方法もいろいろ鍛えてるから、それを駆使することに。

 ここは両手を使うため、写真が撮れないんですが、要するに綿棒、フィギュア用極細綿棒、先端を尖らせた爪楊枝、先端に細かい切れこみを入れて房状にした爪楊枝、なんかを使って、よぶんな塗料を搔きとり、拭って、微細な線だけのこすという方法をとった。

 これ、原理的には単純ながら、とんでもない茨の道で。(^^;

 曇りがのこらないように、溶剤をつけた綿棒で拭きとっていくと、微細な線があっさり消えちゃったり、予期してないところに曇りが生じたり、納得できる仕上がりになるまで、ほぼ3カ月かかりました。つか、キットの製作に4カ月近くかかったのは、ひとえにこの部分に時間がとられたからでしょう。

 コクピットは以上かな。

(つづく)

2019.07.30(17:53)|プラモコメント:(0)TOP↑
 そういうわけで、先月ちらっと出てきたAV-8BハリアーII+、おととい完成しました。

AV-8B 01

 なんと、ひこーきの完成品は、このF/A-18E以来、じつに2年3カ月ぶりだったりして。つくりかけて最後に失敗してうっちゃったままになったり、エッチングパーツ貼りに疲れて頓挫したり、というのが死屍累々だったんだよなー。しくしく。

 で、この3月くらいから、とにかく完成品をつくろうと思ってはじめたのが、これだったわけです。

AV-8B 02

 キットは定番のハセガワD24。1/72ではベスト版でありましょう。もうね、いますぐにでも、もう1個つくりたいくらいで。

 基本、素組みに近いんだけど、例によって細かいところはいろいろ手を入れていて、自己満足的ディテールアップ品といいますか、そのくらいのクオリティです。

 しかし、かっこいいなー、AV-8B+。ハリアー一族の進化の最終形だけあって、ほかの一族にはない完成度と機能美、猛々しさを兼備してます。

AV-8B 03

 とくに気に入ってるのが、LERXと呼ばれる円形ストレーキ。コクピット直後の、このまるい部分。これがないシーハリアなんかとならべると、これだけで無骨さと精悍さがずいぶん違います。あ、そうだ。いっしょに写真を撮ればいいのか。

seaharrier.jpg

 いままで気がつかなかったけど、全長、翼幅とも20%くらい大きくなってるのかな。

 というのは置いといて、FERXがかっこいいのです。スーパークリティカル・ウイングも獰猛さに輪をかけてる感じかな。ここにスーパークリティカル・ウイングを持ってくるっていう発想がまたすごいというか、ドラスティックっていうか。

AV-8B 04

 でもって、腹側。今回は近接航空支援仕様で、装備は以下のとおり。

・ガンパック
・St.1:GBU-12×1
・St.2:TER使用 GBU-12×2(下側empty)
・St.3:Drop Tank
・St.4:なし
・St.5:Drop Tank
・St.6:AN/AAQ-28"LightningII"
・St.7:GBU-12×1

 AN/AAQ-28はキットになかったため、アタリをつけててくつか箱をひっぱりだして探したところ、ふたつめのE-39のF-15Eで発見、拝借した。でも、あとで気づいたんだけど、ウェポンキットのNo.14にいっぱいはいってたんだよね。ちゃんちゃん。

 ちなみに、この2種類、同じ金型に見えた。流用とかもあるんでしょう。

 St.1と7はサイドワインダー用と思われがちだけど、GBU-12を吊下した写真もいくつかあったので、これでいくことにした。

ter2.jpg

 TERの使用例もけっこう見つかって、こんな感じで。トリプルといいながら2発搭載なのは、昔ながらの伝統というか。

 このキット、出来はいいんだけど、細部で納得できないところも出てきたりして、機会があったらもう1回つくってみたいと、早くも思ったりしてたりして。次は艦隊防空任務かな。

av-8b_AMRAAM.jpg

 こーいうやつ。強襲揚陸艦の艦隊防空って、あんまりなさそうなシチュエーションだけどね。

(つづく)

2019.07.30(15:40)|プラモコメント:(0)TOP↑
 前回のつづき。

 消火器とかストレッチャー、毛布、民生品のPC(実際に使ってる)なんかの小物をつくるうち、これが楽しくて楽しくてしかたなくなり、思わず次にも手を出してしまった。

UH-60j 00

 フジミの1/72、UH-60Jであります。(´・ω・`)

 H-60つながりってことで、このUH-60Jは決定版、ただし難易度高しというキット。

 たしか、2010年くらいの発売だと思うけど、調べたらもう絶版らしくて、もう手にはいらないっぽい。なんかもったいない気もしますが。ちゃんとバブルキャノピーになってるし。

UH-60 00

 こっちはもう、はじめからキャビンづくりに特化しちゃって、たとえばストレッチャーなんかも真鍮線を使って可能なかぎりリアルに。これが楽しいんだな。

UH-60 01

 あと、こちらも後席のコンソールが再現されていないので、追加。

 方法は、プラ板を積層(ブロック)して貼りこみ、調整していくっていう原始的なもの。でも、この無計画なやり方がうれしい。ヽ( ´-`)ノ

 SH-60と同じく、棚をつくって小物を詰めたら、次はSH-60をやってるあいだに思いついた、新しい工作を。天井側にも、いろいろ小物があるんで、それを再現しようという魂胆です。

UH-60 02

 まず、隔壁のこの位置に穴を開けて……

UH-60 03

 こーやって0.5mmの真鍮線を通すと……

UH-60 04

 天井側に追加するこーいうパーツを自作して(カッター台のメジャーを見ると、かなり精密)……

UH-60 05

 こっちも0.5mmの真鍮線が通るようにした。

 これはなにかっていうと、天井側のディテールアップ。実機には、こーいうワイヤかなにかが張ってあって、そこにハーネスリングなんかをぶら下げているんで、それを再現しようという斬新な試み。ヽ( ´-`)ノ

 このへん、完成しちゃえばぜったい見えないと思うんだけど、もう内装の小物をつくること自体が目標と化しているんで、これでいいのだ。

 さらに、オーバーヘッド・パネルも必要でしょうということで、これも適当に自作して、こんなんになりました。これも完成しちゃえば以下同。

 こうやって盛っていった結果がこれ!

UH-60 06

 キットには最大13席かな、シートがついてたんだけど、通常は4~5シートで運用しているみたいなので(通常の運用要員は4名)、そっちを再現。シートベルトについては、パイロットとコパイ席以外は大腿部分しかないとわかっていながら、勢いで肩のハーネスもくっつけてしまった。

 そもそも、内装は正確な資料にもとづいたものじゃなくて、つくりたいものを乗っけるっていうスタンスなんで、これでいいのだ。

 ということで、できあがったふたつのキャビンはこんな感じ!

UH-60 07

 有人・無人の違いはあるけど、印象がずいぶん違うのは、キットの特徴が出てるってことなんでしょう。きっと。どっちが好きかっていうとやっぱりフジミかなあ。

 こっちにも乗員を乗せるっていう選択肢もあったんですが、今回は無人で正解でしょう。とりわけ、ハーネスがいい味を出してると思います。

 ちなみに、SH-60Jの最終形態はこちら。

SH-60 06

 ここまでやったら満足しちゃって、バブルキャノピー自作問題が解決するまでは、また密柑山に帰ってもらうことになりました。

 後席コンソールの民生用PCがプリティと自讃しときましょう。ヽ( ´-`)ノ

 このままだと、(バブルキャノピーのない)どっかの国の救難ヘリになる可能性が高いような気がしますが、それはそれでまた、ね。というか、完成させられるのかな?  よくわかりません。いまのところ。

 一方、UH-60Jの最終形態はこのように。

UH-60 08

 ストレッチャーがいい感じで。(^^; 毛布とか消火器とかも、やりきった感がひしひし。

 天井側は救難員が使うヘッドアップ・パネルなどをさらに追加し、ディテールも盛増ししました。実機はこんなになってないよねー。でもいいのだ。プラモデルは思うがままにつくるのが楽しい。いわゆるひとつの原点ですね。

 蛇足ながら、今回、多用した素材がこれ!

UH-60 09

 テレビ用の同軸ケーブルなんですよ。なんだか場違いだけど、これの相性がよくて。

 たとえば、錫メッキした軟銅製の編組み線。ハーネスリングみたいな、金属っぽい微細なパーツをデコレーションするのに最適で、これを使うと太さや編みこみの感じなんかがきれいに再現できると思います。

 また、シールド用のアルミ箔は、シートベルトやその金具(銀地そのまま)など、応用範囲がひろかったりして。

 もともと、10年くらい前、なにかの射出シートのフェイスガードにこのアルミ箔を使ったのが最初で、質感がぴったりなので、いろんな局面で愛用してます。

 同軸ケーブル自体は、15年くらい前、CSのアンテナを配線するときに買ったのが、まだ30mくらいのこってるので、一生かかっても使いきれない分量があったりして。いってみれば、廃物利用ですかね。

 ということで、今日にいたっております。

 とりあえず、当面はこのままUH-60Jを進行させるつもりですが、どうでしょうか。ケセラセラ。

(おしまい)

2017.12.29(19:19)|プラモコメント:(0)TOP↑
 前回のつづき。

 マグマライザーがまあまあの出来だったので、つづけて7月下旬に手をつけたのが、ハセガワ1/72のSH-60J。

SH-60 00

 これです。けっこう古いキットなのかな。15年くらい前のやつ。

 で、つくりはじめると、さっそくおかしなところが。左舷にソノブイ・キットがモールドされてるんだけど、SH-60Jは着脱式で、ふだんは装備してないはず。なので、まずこれを埋めることに。

SH-60 01

 さらに、処理しながら組説を眺めていると、恐ろしい記述が。その直前の窓が、バブルキャノピーになっていない!

 なんだ、こりゃ。J型のいちばんの特徴が再現されてないとは。

 ネットでいろいろ調べると、どうやらこのキット、SH-60Bのキットからデカールだけを変えた代物らしい。しかも、別売のバブルキャノピーもないとのこと。

SH-60 02

 だめじゃん。つまり、これをJ型として完成させようと思ったら、自作するほかないっていうこと。

 クリアパーツの自作って、ハードル高いんだよなー。バキュームフォームができるほどの大きさじゃないから、治具をつくってじわじわ加熱するような方法しか思いつかない。

 で、計算して割りだした直径7mmの金属球探しからはじめて(結局、ちょうどいいピアスが売ってたので、それを採用)、透明プラ板の加工を試みてるものの、いまにいたるもいい結果が得られていない。やっぱりむずかしいよなー。しくしく。

 ただ、ここで作業を中断すると、また手がとまってしまうので、内装を先行させることにした。

 内装もねー。乗員は3体ついてるけど、基本的にどんがらなんですよ。シートと操縦桿しかないし、そのシートもいんちきで。

SH-60 03

 しかたないんで、このあたりからちまちまと工作開始。パイロットとコパイのシートにはヘッドレストがついてるので、こんな感じでプラ材を貼りつけていき、それらしく。

 乗員は通常、4名態勢なので、ひとり連れてきてそれらしく改造。そこまでやって、組みつけてみると……

SH-60 04

 うーん。すっかすかだ。本来なら、いろんな装備品を積んでるし、ストレッチャーも必須でしょ。あと、実機写真を見ると、後席の前にもコンソールがあるから、これも追加しないと。

 というわけで、小物の製作を開始。またしてもドツボですね。いつもの道ってやつ。


SH-60 05

 小物と同時に、それを載せる棚も追加。でも、こーいうのって、すごく楽しい。(^^;

 正直いって、キットをふつうにつくるより、数倍は楽しいと思う。

(つづく。次回最終回)

2017.12.29(16:09)|プラモコメント:(0)TOP↑
 そーいうわけで、フィアットG91でつまずいて、すっかり制作意欲を喪失したんだけど、かといって密柑山はまだまだあるしなー。どうしようかなと思っているうちに、amaからとどいたのがこの日のお話

 メカコレのマグマライザーであります。

 これなら精密加工も不要だし、そもそも接着剤すらいらないわけで、傷心のリハビリにはちょうどいいかも。

 そう思ってつくりはじめたんだけど、好事魔多しというか、やっぱりというか。

 どうしても気になるところが出てきた。

MR01.jpg

 ここ。後部の無限軌道部分なんだけど、ぜんぶ一体成型で、奥が壁になっちゃってる。

 昔の未来メカとかSFものにはよくあったパターンだけど、興ざめなんで、やっぱりこのくらいは修正しないと。

 と、考えてまたドツボっていうよくあるパターン。

MR02.jpg

 まあ、工作自体はかんたんです。ピンバイスで穴を開けていって、そのあいだをデザインカッターで切りとり、リューターで研磨すればいいだけ。写真は切りとってる最中で、このあと下部の転輪と履帯のあいだにあるちいさな隙間も開口しました。

 ただ、これって時間がかかるんだよねー。なんだかんだで、きれいに成形するのに1個あたり3~4日かかったんじゃないかな。地味ーに。

 次に気になったのが、車体後部の反応炉ラジエーターみたいな部分。銀色の部分ですね。

 もともとなのか、組み方が悪いのか、あちこち調整しても0.5mmくらいの隙間ができちゃう。

 しかたないので、プラ板で修正。こんな感じで。

MR03.jpg

 本体より気持ち出っぱるくらいの位置に、流し込み接着剤でしっかり溶着させて、完全に一体化したら不要部分を切り落としていくっていうやり方。

 で、左右を接着したらパーティングライン消しの要領でしあげて、一丁あがり。

 こーいう感じで。ほかの部分もパーティングラインはぜんぶ消してあります。

MR04.jpg

 完成すれば、前回の宇宙ビートルと同様、特徴的なフォルムをよく再現していて、さすがはバンダイさんです。

 となると、やっぱりやってみたいのは、アレということで。

MR11.jpg

 おお、予想どおり、意図的にこのスケールにしたかのように、ぴったりの大きさ!

MR12.jpg


 やっぱり、飾る場合はこの構図がいいんじゃないでしょうか。(´・ω・`)

(つづく)

2017.12.28(15:20)|プラモコメント:(0)TOP↑
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
2011年11月より、シーズン3の営業をはじめました

2007年~2011年のシーズン2はこちら
2004年~2007年のシーズン1はこちら

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