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パーツ館にようこそ
 乗りものニュースにおもしろい記事が載ってた。「空母に載せる「艦載機」の特徴とは いずも型護衛艦に搭載するF-35B戦闘機は…?」というエントリー。書いたのは矢作真弓という人。この人、ほかにもペンネームがあって、たしか元陸自だったはず。

 そのせいか、ひこーきについては用語の間違いが散見される気がする。この記事でも、艦載機っていう言葉がかなり微妙というか、違和感ありあり。

 そもそも、ここ20年くらい、艦載機っていう言葉を見たことがなかった。ふだんは搭載機でしょ。

 ふだん、あてにはならないwikipeでも、艦載機は歴史用語(つまり、死語)になってて、艦上機はイキっていう感じ。あと、艦載ヘリコプターっていう言葉は、これはいまも現役で納得。

 じゃあ、なぜ艦載機に違和感をおぼえるのか? 

 いろいろ調べていくうち、おもしろい記述を見つけた。百科事典マイペディアのこちら

 おお、これだ。「軍艦に搭載する航空機で,飛行甲板を用いないもの」と、定義しているじゃありませんか。

 そうそう。たぶん、これが違和感の正体。さらに、「ヘリコプターの発達で今日この機種は後を絶った」とも断定しちゃってる。

 はい。そのとおりなんです。だから、艦載ヘリはアリなのね。

 ということで、ここで艦載機っていう言葉を使うのは、明らかに間違いです。

 記事の要旨からすると、F-35BはCATOBARじゃなくて、STOVLなんだよ。CTOLはF-35Cなんだよって説明したいんだろうけど、日本語が間違っちゃってるんで、なにがいいたいのかわかんない内容になってます。

 ねこ耳35Bは、いずも級DDHの飛行甲板を使ってるからね。この段階で間違い。ヽ( ´-`)ノ
 
 こーいう表現で納得しちゃう素人さんをつくらないようにするためにも、この手の記事は掲載しないほうがいいし、ライターさんはもうちょっと日本語を勉強しないとだめでしょう。とりわけ、編集担当も。

 校正・校閲をやってると、こーいうのがほんとに多いんだよね。由々しき事態であります。

#そういや、もしねこ耳35Bを搭載する場合も、DDHだっていいはるのかな? 

#こっちのほうが気になってきたぞ。(^^; DDM(Multirole)とか? いや、さすがにそれはないから、DLMくらいにしてほしいかも。

2019.05.02(17:36)|航空・宇宙コメント:(0)TOP↑
 このエントリーのつづきというか、続報。

 FlightGlobalの「Stratolaunch becomes world’s largest aircraft to fly」という記事。または、スケールドコンポジッツのオフィシャル

Stratolaunch03.jpg

 去年、出資者のポール・アレンが死んだんで、もう飛ばないのかと思ってたけど、執念ですね、これは。

 でもって、日本のマスコミは世界最大って書いてあるけど、これは例によって間違い。

 全幅こそヒューズのアレを超えて1番だけど、全長、離陸総重量、ペイロードなんかは、相いかわらずAn-225がトップ。

Stratolaunch01.jpg

 しかし、飛びましたかそうですか。壮観ですね。スペースシップ2がすっかりかすんじゃう勇姿というか。できたらチェイサーはB747にしてほしかったというか。(´・ω・`)

Stratolaunch02.jpg

 このアングルだと、アタマが若干、エアバスのベルーガに似てるかも。でも、ニックネームはツイン・ベルーガじゃなくて、アラビアンナイトのロック鳥(Roc)です。

 機体に関しては、「師匠、健在」で書いた以上のものでも以下でもないんで、そちらを。

 ただ、周辺環境はかなり変わってきていて、ロケットの自社開発は中止になったし、スペースXとの提携も解消しちゃって、いま打ちあげ計画がのこってるのは、ノースロップ・グラマンのペガサス・シリーズだけ。まあ、ルータン師匠とグラマンは古いつきあいなんで、これは何回か打ちあげることになると思うものの、前途洋々とはいかないんじゃないかな。

 ともあれ、こういうのが初飛行するのはうれしいかぎりであります。

 そうそう。ポール・アレンの追悼記事で、的確なやつがあったので、貼っときましょう。

 Wiredの「385feet of Crazy」というエントリー。

2019.04.14(15:46)|航空・宇宙コメント:(0)TOP↑
 11時20分ごろ、聞きなれないエンジン音が響いてくるのに気づいて、ベランダに出てみると、

US-2 01

 ぎょえ! US-2ではないの! しかも、2機編隊で!

 ここ、埼玉県久喜市ですよ。関東平野のど真ん中ですよ。なんで? どこかに展示飛行に行った帰りなのかな。それとも、これからなのか。

 飛行コースは三沢から厚木をめざす輸送機のルート(南南西)と同じに見えたんで、おそらくどっかから帰還する途中なんでしょう。

 しかし、世界にたった4機しかないうちの2機がうちの上空を通過するとは。これはなにかの贈り物なんでしょうか。

 しかも、一眼レフとはいえコンパクト・デジカメの望遠で、これだけ鮮明にとらえられるくらいの低空飛行をしてくれるんですから。ある意味、究極の眼福でございます。

US-2 02

 悠然と去っていく2機編隊。ありがたやありがたや。(-人-)

 なんていってたら、その15分後くらいに、こんどは轟音が聞こえてきて、またベランダに飛びだすと、あろうことかF-15Jがさらに低空を突進していくではありませんか。しかも、こっちもはなれていたものの2機編隊。

 コースはさっきと逆で、南西から北東に向かっていったから、百里基地に向かってたと思うけど、なぜこれほどの低空飛行だったのか不明。

 まさか、朝霞駐屯地の上空を展示飛行して、そのままの高度で百里に帰還する途中だったとか? いや、それはないでしょう。わかんないけど。

 ちなみに、低空だったのと、速すぎたのとで、カメラをかまえたものの撮影はできず。しくしく。

 まあ、US-2はそれだけ悠然と飛んでたってことでしょう。きっと。ちなみに、エンジン音はものすごく静かで、低音振動もなく、さすがに世界一の飛行艇は音まで優雅だなと思ったりしました。はい。

 しかし、いったいなにが起こってるんだか。F-15Jはともかく、US-2は気になってしかたない。

 さて、きわめつけで、もうすこししたらOH-1の2機編隊でもやってくるんじゃないかと思って、いちおうスタンバってますが、どうなるでしょうか。

【追記】
そーいえば、2年くらい前か、浜松オートの中継で、やっぱり世界に4機しかないE-767の1機がうつったって、大騒ぎしたことがあったけど。

でも、あれはテレビのなかだもんね。今回とは大違いで。しかもありえない内陸コースを飛んでたわけで。奇蹟の度合いが違います。


2018.10.14(12:29)|航空・宇宙コメント:(0)TOP↑
 とうとうF-35の無事故(墜落)記録がとだえたそうだ。

 FlightGlobalの「F-35 suffers first crash in South Carolina」という記事で、墜落・大破したのは海兵隊のF-35B。乗員はぶじで、だから死亡事故ゼロ記録は継続中ってこと。

 あらためていうまでもなく、F-35は嫌いなんだけど、この無事故記録はほんとにすごいと思う。

 なんたって、量産初号機初飛行から12年、原型機初飛行からはなんと18年にわたって無墜落記録を更新してきたんだから。

 これは軍用機はもちろん、あらゆる民間機・小型機をふくめてもレコードじゃないかな。

 いや、レコードと断定していいでしょう。ふつう、ありえないもん。

 ちなみに、このビューフォート基地では、今月中旬からイギリスの部隊が空母クイーン・エリザベス用F-35Bの運用訓練をはじめた、なんていうニュースもあったりして。

「UK prepares for F-35B carrier trials」という記事。なんかねー、ようやくはじめたんだ。日本の感覚からすると、2年は遅いような。(^^;

 というのは置いといて……

 このニュースも、あほ記者が書くとこーいう記事になっちゃうからふしぎ。軍事関係でつねにトホホな記事を連発し、失笑を買いつづけるAFPの「F35戦闘機が初の墜落事故 米国内での訓練中」ってやつ。

「今回の事態は痛手となる」って、事態ってなに? 説明がいっさいないし、そもそも日本語になってないんだけど。

 それに、痛手じゃなくて、そーいうわけで安全性が改めて証明されたかたちだし、これはむしろいいセールスポイントなんだけどね。いつものことですけど、無知無教養と悪意。もうAFP名物といっていいでしょう。

 じゃあ、だからF-35はいいひこーきかっていうと、答えはノーなんですが。ヽ( ´-`)ノ

 ハセの1/72 F-35B、あれはちょっとつくってもいいかなとも思うけど。ネコ耳が。(*´Д`)ハァハァ

 はい。そーいうわけで。

 FGの記事でもちょっと触れてるけど、F-35Bは今週はじめにアフガンではじめて空爆に参加したそうで、さすがにいいかげん、最低限の戦闘能力は獲得してきたっぽい。成果不明ながら、イスラエルもF-35Aを実戦投入したっていう話だし。なんだかんだいってF-35周辺が騒がしいのはしかたないけどね。いま西側(笑)で開発してる唯一のメジャー機だから。

 あと、F-35では「ビーストモード」っていう笑い話もありますた。ヽ( ´-`)ノ 

 乗りものニュースの「F-35「ビーストモード」は通常の4倍! 完全作戦能力獲得で見えてきたものとは?」など。

(´・ω・`)

 えーと、どこからつっこめばいいんだろうってくらい、くだらない与太話で。

 これにぴくりとでも反応する関係者がいると思ってるんですかね(爆笑、冷笑、失笑などの反応をのぞく)。どうやらロッキード・マーティンのオフィシャルな発表らしいんだけど、なぜ明らかな笑い話をこれみよがしに出すのか、ちょっと理解不能。知性に問題があるミリヲタ向けに、わざわざ流す情報でもないしねえ。

 たとえば、これで出撃するとして、必要な滑走路長はどのくらい? 8000mくらい? ほらね、笑うしかない。

 たとえば、高度1000mに達するまで15分くらいかかって、そこで搭載燃料を使いはたすと思うんだけど(やや大げさ)、離陸後15分で最初の空中給油するの?

 でもって、必要な戦闘高度、たとえば8000mくらいに達するのに、また20分くらいかかって、ここで2度めの空中給油?

 この時点で、10機編隊のうち3機くらいが墜落してそうなんだけど、編隊をたもてるの?

 あああ、まだ速度がたりない。40分加速をつづけてるのに、まだ300ktしか出てない!

 みたいな感じでね。ビーストじゃなくて、妄想モードですよ、完全に。

 まあ、F-35なんて、どうでもいいんだけどね。ほんとに。ヽ( ´-`)ノ

 閑話休題。

 ついでに、最近のほかのひこーき関係っていうと、難航していたアメリカのTX(時期練習機採用計画)で、ようやくボーイング=サーブ連合のT-Xの採用が決まったとのこと。「Boeing wins $9.2b T-X trainer contract with USAF」という記事。

 TXの勝者がT-Xになったよってことで、かなりややこしいですが。まあ、T-50なんかよりはましでしょってことだと思います。サーブの勝ちっていうのが、すこし嬉しい。ヽ( ´-`)ノ

 と同時に、T-4の後継がこれになる可能性もかなり高いんだよね。そうなると、ブルーインパルスの国産機シリーズも約50年でとだえることになるのかな。これも時代ということでしょう。

 その自衛隊関係では、いわゆるひとつの「あどばんすとほーくあい」、E-2Dですね。これの追加分9機の売却が承認されたそうで。「Japan cleared to buy nine additional E-2Ds」という記事。

 ほう。13機ですか。つまり、E-2Cと同数。てっきり何機か増やすとばかり思ってた。こーいうのをFGで知るっていうのも、おかしな話ですが。


2018.09.29(15:03)|航空・宇宙コメント:(0)TOP↑
 日本にとってたいへん重要なニュースなのに、日本のマスコミはぴくりとも動かないね。以前からそうだけど、評価する能力が潰滅的に欠如してる。

 というニュース。たとえば、Aviation Wireの7.6付「ボーイングとエンブラエル、民間機の合弁会社を設立へ MRJさらなる苦戦も」が的を射た記事かな。

 かんたんにいうと、ボーイングとエンブラエル、エアバスとボンバーディー(先輩の航空評論家さんによると、ボンバルディアとは発音しないそうで)がリージョナルジェット部門で手を組むことが決まったということ。

 これにより、ボーイングと組めなかったMRJは今後の受注がまったく見こめなくなった。それどころか、既受注分も両社から切りとり放題になるはずで、これでMRJは頓挫が決定した。

 さらに、エアバスはおととい、ボンバーディのCシリーズを今後はエアバスA220シリーズと呼称すると発表してる。こちらとか。欠番にしていたA2xxナンバーを割りふったわけで、それだけ本気で売りこむってこと。

 ね、すごく重要なニュースでしょ?

 やっぱり、開発遅延がかなり響いたかな。とはいえ、現代では、新規開発でこのくらいの遅延が発生するのは当然で、それを読みこみきれなかった三菱航空機の失策と考えたほうがよさそう。

 そういえば、先週だったか、MRJの製造ラインを来年春に再開するっていうニュースが流れてたけど、この再開自体も不可能になるかもね。

 残念でしたが、しかたないでしょう。勝負に負けたってことで。

2018.07.13(17:45)|航空・宇宙コメント:(0)TOP↑
パーツ館より

yogarashi

Author:yogarashi
2011年11月より、シーズン3の営業をはじめました

2007年~2011年のシーズン2はこちら
2004年~2007年のシーズン1はこちら

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