巡礼6のつづき。
次はSFもの、キャラもの。
いちばん笑っちゃったのがこれかな。ザク・ヘッド。ザクの頭にゾイドかなんかの脚をつけたようで。
ネタはたぶん、アレです。『からペケ』のスパイダーヘッド。違うか。ちょっと古すぎるから。もしかして、若い人がタチコマかなんかからインスピレーションを得たのかも。でも、私の脳内では、見た瞬間からスパイダーヘッドでありました。
メトロン一家、夏の夕暮れ。とうちゃんメトロンは艦船模型が好きで、テレビの前に陣どって、うちわ片手に軍艦をもてあそぶの図。(・∀・)
サンダーキャプテンの超リアル・バージョン。すげー。ジャンク品を完動状態に復元して、なおかつこれだけシェイプさせるんだから、つくった人は超絶モデラーにちがいないっす。
同じ方の作品と思われる(同じテーブルにあった)秘密基地とスーパーメカの数々。
たとえば、これは一見、ミドリのビッグモグラスみたいですが、それを意識してつくったオリジナルメカだそうで。たしかに、精密さが違います。武装もたっぷりだし。
この秘密基地は2層構造になっていて、下はこんな感じ。
上層のとはべつのドリルメカと、ひこーきつき戦車みたいなメカが見えます。えーと、マゼラアタックみたいな使い方をするんでしょうか。わかりませんが。
しかし、この発想はすごいなー。やっぱりプラモデルは技術よりセンスですよ。もちろん、この方は技術も超絶なんですが。
と、いいながら、今回いちばんウケたSFものは、これじゃないんですね。もっと強烈なのがあって。
「チーム未完成」さんのテーブルに、これがあったとです、これが。
城郭戦艦。左が「江弩」で、右が「奈護屋」!
こういうコンセプトでつくられたそうで、その発想は超弩級です。
江弩の城郭と前部兵装。実際の攻撃兵器は、VLSのミサイルと8門の5インチ砲と思われ、46サンチ主砲はシンボル的な存在なんでしょう、たぶん。ぶっぱなすこともできるけど。
奈護屋の2番主砲塔の周囲は、どうやら日本庭園になってるらしい。江弩の後部甲板は大型ヘリコプターが着艦可能(たぶん)。ちなみに、格納庫兼管制室も櫓風。
たしかに、旧海軍の戦艦の檣楼は、どう見ても城郭をイメージしているわけで、それがそのまま発達したら、こーいうかたちに進化したとしてもおかしくはない。(´・ω・`)
つか、これってやっぱり正しい美意識でしょ。だけど、いままでだれも造形物にしなかった。理由はたぶん、あほくさいから。(^^;
だけど、それを同世代か、もっと上の人々がやっちゃってるというのが、すごいですよ。
去年、『バトルシップ』が公開されたあと、戦艦模型にピットから出てる最新兵器を積むっていうのがごく一部ではやったけど、そういうのとは次元の違う発想で、今回見たなかでいちばんの傑作だと思います。はい。
これが双胴戦艦「あづち」の天守楼。これだけの上構物をささえるには、やっぱり双胴にする必要があるんでしょう。
艦尾には、瀟洒な庭も用意。ひょうたん池と、茶室もあり。
その反対側には、これは水上機の船着場でしょうか。ひこーきのプロペラからすると、ティルトローター機を運用しているのかも。左の櫓は管制塔でしょう。
じつは、城郭戦艦はこれだけでなく、もう1パターンもありました。
左が徳川藩の城郭戦艦「尾張」、右が豊臣藩の「摂津」。つくった方も、コンセプトも違うけど、似たような進化をとげた近未来の戦艦であります。
こちらは尾張。前3隻と違って、兵装は砲熕兵器と機銃のみ。そのへんに、収斂進化ながらコンセプトの違いが出ているといいますか。
ほんとにいいものを見せてもらいました。チーム未完成さんに感謝(ポップには「Team Mikansei」と書かれていましたが、岡山未完成チームというのが正式名のようです)。
(つづく)
次はSFもの、キャラもの。
いちばん笑っちゃったのがこれかな。ザク・ヘッド。ザクの頭にゾイドかなんかの脚をつけたようで。
ネタはたぶん、アレです。『からペケ』のスパイダーヘッド。違うか。ちょっと古すぎるから。もしかして、若い人がタチコマかなんかからインスピレーションを得たのかも。でも、私の脳内では、見た瞬間からスパイダーヘッドでありました。
メトロン一家、夏の夕暮れ。とうちゃんメトロンは艦船模型が好きで、テレビの前に陣どって、うちわ片手に軍艦をもてあそぶの図。(・∀・)
サンダーキャプテンの超リアル・バージョン。すげー。ジャンク品を完動状態に復元して、なおかつこれだけシェイプさせるんだから、つくった人は超絶モデラーにちがいないっす。
同じ方の作品と思われる(同じテーブルにあった)秘密基地とスーパーメカの数々。
たとえば、これは一見、ミドリのビッグモグラスみたいですが、それを意識してつくったオリジナルメカだそうで。たしかに、精密さが違います。武装もたっぷりだし。
この秘密基地は2層構造になっていて、下はこんな感じ。
上層のとはべつのドリルメカと、ひこーきつき戦車みたいなメカが見えます。えーと、マゼラアタックみたいな使い方をするんでしょうか。わかりませんが。
しかし、この発想はすごいなー。やっぱりプラモデルは技術よりセンスですよ。もちろん、この方は技術も超絶なんですが。
と、いいながら、今回いちばんウケたSFものは、これじゃないんですね。もっと強烈なのがあって。
「チーム未完成」さんのテーブルに、これがあったとです、これが。
城郭戦艦。左が「江弩」で、右が「奈護屋」!
こういうコンセプトでつくられたそうで、その発想は超弩級です。
江弩の城郭と前部兵装。実際の攻撃兵器は、VLSのミサイルと8門の5インチ砲と思われ、46サンチ主砲はシンボル的な存在なんでしょう、たぶん。ぶっぱなすこともできるけど。
奈護屋の2番主砲塔の周囲は、どうやら日本庭園になってるらしい。江弩の後部甲板は大型ヘリコプターが着艦可能(たぶん)。ちなみに、格納庫兼管制室も櫓風。
たしかに、旧海軍の戦艦の檣楼は、どう見ても城郭をイメージしているわけで、それがそのまま発達したら、こーいうかたちに進化したとしてもおかしくはない。(´・ω・`)
つか、これってやっぱり正しい美意識でしょ。だけど、いままでだれも造形物にしなかった。理由はたぶん、あほくさいから。(^^;
だけど、それを同世代か、もっと上の人々がやっちゃってるというのが、すごいですよ。
去年、『バトルシップ』が公開されたあと、戦艦模型にピットから出てる最新兵器を積むっていうのがごく一部ではやったけど、そういうのとは次元の違う発想で、今回見たなかでいちばんの傑作だと思います。はい。
これが双胴戦艦「あづち」の天守楼。これだけの上構物をささえるには、やっぱり双胴にする必要があるんでしょう。
艦尾には、瀟洒な庭も用意。ひょうたん池と、茶室もあり。
その反対側には、これは水上機の船着場でしょうか。ひこーきのプロペラからすると、ティルトローター機を運用しているのかも。左の櫓は管制塔でしょう。
じつは、城郭戦艦はこれだけでなく、もう1パターンもありました。
左が徳川藩の城郭戦艦「尾張」、右が豊臣藩の「摂津」。つくった方も、コンセプトも違うけど、似たような進化をとげた近未来の戦艦であります。
こちらは尾張。前3隻と違って、兵装は砲熕兵器と機銃のみ。そのへんに、収斂進化ながらコンセプトの違いが出ているといいますか。
ほんとにいいものを見せてもらいました。チーム未完成さんに感謝(ポップには「Team Mikansei」と書かれていましたが、岡山未完成チームというのが正式名のようです)。
(つづく)